子供のいる親にとって小学校の運動会は一大イベント!
競技を頑張っている子供を思いっ切り応援してあげたいですし、ときには保護者として競技に参加することもあります。
しかし、そんなときの服装。
いったいどんな格好をしていけばよいのでしょうか。
もちろん動きやすいことは第一条件ですが、機能性だけを重視してダサくなってしまうのは、子供の友達の親もたくさん見ているところで避けたいもの。
どういった格好がベストなのでしょうか。
と、いうことで今回は小学校の運動会の服装についてまとめました。
周りの保護者から浮いてしまうことなく、
「あの人ちょっとおしゃれね」
なんて陰で褒めてもらえるような服装をチェックしていきましょう。
観戦するだけの場合の服装
運動会といっても最近ではいろいろな形式があり、保護者が参加しない場合も多いですよね。
観戦するだけであればそこまで機能性を重視しなくても大丈夫な気がしますが、観戦するのみの場合でも気を付けたいポイントがいくつかあります。
ママの場合
ミニスカートやヒールの靴はNG!
いくら観戦するだけとはいえミニスカートや高いヒールの靴は運動会には適しません。
運動会の保護者席はシートの上に座ることも多いので、ミニスカートで座るのは周りが目のやり場に困ります。
また、運動場やグラウンドは表面が柔らかい土の場合も多いので、ピンヒールなどで歩いて穴を開けるのは非常識です。
短すぎるスカートやヒールは避けましょう。
カジュアルであればスカートもOK
ミニスカートはNGですが、絶対にスカートが駄目ということではありません。
ひざ下くらいの長めのスカートであれば観戦に適した服装に含まれます。
膝丈スカートでも下にレギンスやタイツを履いていれば動きやすいのでおすすめです。
ただ、あまりフェミニンなものだと運動会に適さないのでカジュアルなものが良いでしょう。
具体的にはブラウスとレースのスカートよりも、パーカーと麻のスカートの方がカジュアルで運動会向きです。
パパの場合
スーツのような堅い服装はNG!
保護者会や面談はスーツの方が印象が良いですし、男性の正装としては無難です。
しかし運動会にスーツで行ってしまうと仕事帰りのような印象を与えます。
また、
「これからすぐに仕事に行くのかな?」
とも思われるので、周りに気を遣わせてしまう可能性もあります。
運動会の観戦の場合はシャツやパーカー、コットンパンツなどが動きやすくておすすめです。
「ちゃんと襟付きのものを着たい」
という場合はポロシャツなどでもOKです。
清潔感のある服装を心掛ける
運動会を観戦するだけとはいえ、その場には他の保護者の人が大勢います。
その人たちの目に触れるわけですから不潔でだらしない服装は避けましょう。
だらしないスウェットやサイズの合っていない服装、着古した服、ビーチサンダルなどは清潔感がないので悪い印象を与えてしまいます。
サイズや汚れ、ほころびなどには十分注意しましょう。
ちなみにジーパンやデニムは正装ではありませんが、運動会の服装としては問題ありません。
ただ、穴の開いたものや金属の飾りなどがうるさいものは止めておきましょう。
運動会に参加する場合の服装
ママの場合
競技に参加する場合はパンツスタイルが基本です。
走ったり動いたりすることを考えて動きやすい服装を選びましょう。
一番動きやすいのはジャージなどの運動着ですが、
「もうちょっとおしゃれな服装が良い!」
という場合は流行りのハイウエストのワイドパンツやアンクルパンツがおすすめです。
ハイウエストは腰の位置を高く見せてくれますし、ワイドパンツは体型カバーにもなります。
アンクルパンツで足首を出せば動きやすいですし全体的にスッキリして見えます。
ただ、服装自体が運動会向きでも色味が派手過ぎると周りから浮いてしまうので、派手な原色やラメやストーン加工などは避けましょう。
素材はコットンやデニムなどがおすすめです。靴は運動靴が望ましいですが、最近ではスリッポンなどで参加する保護者も多いので動きやすい靴であれば問題ありません。
パパの場合
パパは運動会のリレーで走ったり、子供を抱っこしたりすることが多いです。
そのため動きやすくて機能的な服装が望ましいです。
ジャージでも問題ありませんが、ハーフパンツとTシャツなどで参加する人が多いです。
ハーフパンツといっても子供の体操着のような短いものでなく、ひざ下くらいの動きやすいパンツがおしゃれで格好良くおすすめです。
靴は走りやすい運動靴がおすすめです。最近ではおしゃれなスニーカーも多いので履きやすくて派手過ぎないものを選びましょう。
ちょっとおしゃれしたい場合は?
いくら機能性が大切でもおしゃれは忘れたくありませんよね。
少し工夫するだけでおしゃれに見えるポイントを紹介していきましょう。
インヒールスニーカー
ヒールのある靴はNGですが、ヒールがあるとスタイルが良く見えるのは事実です。
そんなときにはインヒールスニーカーがおすすめです。
外側から見ると普通のスニーカーですが、中にヒールが入っているので少し背が高く、スタイルアップして見えるのでちょっとキレイに見せたいときの必需品です。
羽織ものにこだわる
競技中は身体を動かすのでTシャツにパンツスタイルが望ましいですが、席に戻ったときにそれでは味気ないですよね。
そんなときは羽織ものでおしゃれを演出します。
普通のジージャンでも肩に掛けることでおしゃれに見えますし、ロングガウンなどを羽織れば縦長効果でスタイルが良く見えます。
服装以外の持ち物もチェック!
服装以外にも気を付けたいポイントがあるのでいくつか紹介していきましょう。
大きめの鞄
鞄は小さい方がスタイリッシュで可愛い雰囲気になります。
しかし運動会に行く場合は何かと荷物が多くなってしまうもの。
レジャーシートやお弁当、水筒、ビデオカメラ、日焼け止め、救急セットなどあると便利なものを持っていこうとすると大荷物になります。
そのため鞄は大きい方が望ましいです。
ただ、おしゃれも重視したいのでいかにも使い捨てのビニールタイプの袋ではなく、容量の大きいトートバッグやリュックなどが可愛いです。
ひざ掛け
秋の運動会の場合、日が落ちて急に冷え込むことも多いです。
そんなときに備えてひざ掛けやショールなどを準備しておきましょう。
家で使うような毛布でも防寒機能はありますが、おしゃれに見せたいのであればオーガニックコットンやベロア素材のブランケットなどがおすすめです。
まとめ
今回は小学校の運動会の服装について紹介しました。
運動会の主役は子供なので、保護者は子供を応援して一緒に頑張ることが一番大切です。
・・・とはいえ、やっぱりダサい服装で周りから浮くのは怖いですし、変な恰好で参加して子供に恥をかかせるのは可哀想ですよね。
服装を選ぶうえで気を付けたいのはTPOをわきまえているかという点です。
可愛くておしゃれでも子供の運動会に合わない服装であれば周りから浮いてしまいます。
TPOに応じた服装のラインを守りつつ、その範囲内でおしゃれを楽しむようにしましょう。
今回は以上です。
ご参考になりましたら幸いです。
(*゚ー゚*)ノ