蛍光ペン。
教科書やノートにラインを引いたときによく使います。
しかし、この蛍光ペン。
しばらく使っているとかすれて上手く引けないことがあります。
特にキャップを閉め忘れて暖房の付いた部屋に放置してしまったり、
そのまま一晩経ってしまうとペン先が乾燥してしまいます。
カサカサになって水気がなくなると、
「これもう駄目かな・・・」
と思ってしまいますが、まだインクが残っている状態であれば、
こういった状態の蛍光ペンを復活させることはできるのでしょうか。
買ったばかりの蛍光ペンだと使えなくなるのは悔しいので、
何とか使えるようにしたいですよね。
と、いうことで!
今回は、かすれる蛍光ペンを復活させる方法をまとめました。
それではさっそくみていきましょう!
乾いた蛍光ペンを復活させる方法
乾いてしまった蛍光ペンを復活させる方法は、
実はいろいろあります。
そもそも蛍光ペンと一言にいっても油性や水性など種類があります。
今回は状況別に、解決方法を紹介していきましょう。
水性蛍光ペンの場合
水性蛍光ペンが乾燥してしまった場合は消毒用のエタノールや除光液を用意します。
まず、蛍光ペンのキャップを外してキャップの中に
エタノールや除光液を半分くらいまで注ぎます。
その中に上から水性蛍光ペンを差し込みます。
中のエタノール・除光液がこぼれないように
そっとキャップを締めて、横にして置いておきます。
乾燥した蛍光ペンの先はどんどんエタノールや除光液を吸収していきます。
・・・・・・・
数時間置いたら試し書きをしてみましょう。
最初は透明な液体しか出ませんが、そのうちエタノールや
除光液が中のインクを引っ張ってきてくれるので通常の色が出てきます。
油性蛍光ペンの場合
油性蛍光ペンが乾燥してしまった場合はラッカーやベンジンを用意します。
除光液でも良いですがやや粘度が薄くなります。
方法は水性蛍光ペンの場合と同じで
キャップに注いでからペン先を入れてキャップを締めます。
インクが切れてしまった場合
単純な乾燥ではなく長く使い続けて蛍光ペンのインクが無くなってしまった場合は、
いくらエタノールや除光液で潤しても色味は復活しません。
その場合は別売りの蛍光ペン補充インクを購入します。
専用のスポイトでインクを吸い上げて、乾いた蛍光ペンの芯に
スポイトを差し込んでゆっくり注入していきます。
蛍光ペンのペン先が細すぎて注入できない場合は
エタノールを吸わせたときのようにキャップの中にインクを入れて吸わせます。
水を使っても大丈夫?
「蛍光ペンが乾いたときに水で濡らしたら復活した!」
という人も多いです。
確かに水を付けて潤すと蛍光ペンが復活することがあります。
しかし・・・・
水で濡らしてしまうとインクが薄くなる可能性が高いです。
除光液やエタノールは気化性が強いのでインクを引っ張ってきたらすぐに気化します。
しかし、水はずっとペン先に残ります。
ペン先に付いた余分な水を蒸発させようとすると、必要なインクの水分まで
一緒に蒸発してしまうのであまり上手くいきません。
手元に除光液やエタノールがなく緊急事態の場合は
水を使って復活させるのもやむをえまないこともあるかもしれません。
ですが、余裕がある場合は、
などを使った方が、ちゃんと復活する可能性が高いです。
まとめ
今回はかすれる蛍光ペンを復活させる方法を紹介しました。
復活させる方法はいろいろとありますが、
まずは蛍光ペンがどういう状態なのか見極めることが重要です。
中にインクはあるけれど表面が乾いている状態なのか。
それともインクが切れてしまった状態なのか。
きちんと判断してから対処しましょう。
また、水性蛍光ペンと油性蛍光ペンでは
対処方法が違うので注意しましょう。
今回は以上です。
ご参考になりましたら幸いです。
(*゚ー゚*)ノ