帯祝い。
妊婦さんとお腹の中の子供の健康を願う儀式ですね。
「元気で健康な子を産んで下さいね」
という祈りを込めて帯を贈ったり、お祝い金を贈ります。
でも、お祝いをいただいた場合。
「どうやってお返ししよう?」
とちょっと悩んでしまいますよね。
頂きっぱなしでそのまんまというのもなんだか悪い気になるもの。
かといって、相手に気を使わせても恐縮です。
ということで今回は帯祝いのお返しについてまとめました。
親戚や仲の良い友人に対してのお返しや、会社の上司に対してのお返しなどの場合、どんなお返しをしたらよいのでしょうか。
せっかくお祝いをいただいたのに、
「失礼な人だな~」
なんて思われないように、しっかり大人の常識を覚えておきましょう!
内祝いはお返し不要なの?
帯祝いのお返しについては「お返しは不要」と良く言われています。
お祝いをいただいたのだからお返しするのが当然と思ってしまいますよね。
なぜお返し不要なのでしょうか。
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基本的に帯祝いというのは親戚筋の間で行われる妊婦と赤ちゃんの健康を願う儀式です。
これは結婚式や披露宴などの外部に向けた祝い事とは違い「内祝い」に当たります。
内祝いはお礼の品などを返すことはあまりなく、お返し不要とされることが多いです。
地域によってはお赤飯や紅白餅を配ってお礼の気持ちを伝える場合もあり、また両親や親戚から帯祝いをいただいたのであればお礼に家に呼んでおもてなしするというケースもあります。
友人や遠い親戚に帯祝いをいただいたのだけど、近くに住んでいないので家に招くのは難しいという場合は電話でお礼を言ったり、手紙で感謝の気持ちを伝えるというのもおすすめです。
でもやっぱりお返ししたい!
「せっかくお祝いをいただいたのだから、何か形でお返ししたい!」
というという場合はお菓子やギフトセットなどをお返しにするのが良いです。
大きなお菓子屋さんでは「お祝い返し用」としてお菓子の詰め合わせセットなどが用意してあることもあります。
今度、デパートなどに行ったときにチェックしてみてくださいね。^^
箱や缶であれば表面にのしを付けてもらえることもあるので感謝の気持ちを書くこともできます。
また、お返しの中身は紅茶などの乾物でも良いですが、緑茶などは香典返しのイメージが強いので出産を意味する帯祝いのお返しとしてはちょっとイマイチですね。
気になる価格ですが帯祝いでいただいたご祝儀額の1/5か1/3くらいの金額の品物が良いとされています。
あまりに高額でいただいたご祝儀額を超えてしまうような品物は逆に気を使わせてしまうことになるので、価格帯にも少し気を配りましょう。
まとめ
今回は帯祝いのお返しについて紹介しました。
「お祝いをたくさん貰っちゃった!お返しどうしよう!」
とお返しをどうしようと心配になってしまうこともあるかもしれませんが、なにもお礼が欲しくてお祝いしているわけではないので電話や手紙でありがとう、という感謝を伝えるだけでも相手は喜んでくれます。
特に妊娠中はいろいろと出産準備で忙しいので、
「すぐにお礼をしなきゃ!」
と焦ることはありません。
1ヶ月2ヶ月遅れであっても問題ないので、ゆっくり時間が取れる時にお礼を考えるようにして、今はまず赤ちゃんのことを第一に考えましょう。
今回は以上です。
ご参考になりましたら幸いです。
(*゚ー゚*)ノ