無水鍋とはその名の通り水を入れずに使える鍋のこと。
ですが、水を入れないってあまりイメージ湧かないですよね。
「無水だと焦げちゃわないの?」
とも思いますし、どういった使い方をすればいいのでしょうか。
無水鍋で作れる料理はいろいろとあるのですが、
パンを焼いたり、ご飯を炊いたりもできます。
鍋でパンが焼けちゃうなんて驚きですよね!
ということで今回は、そんな無水鍋の使い方や無水鍋で作れる料理についてまとめました。
さっそくチェックしてみましょう。
無水鍋について
無水鍋というのは昔ながらの羽釜をヒントにして開発されたアルミ鋳物製の鍋のこと。
厚手になっているので温度が下がることがなく、熱の通りが良いという特徴があります。
この無水鍋ひとつでいろいろな調理をすることができて、
など、さまざまなのバリエーションがあります。
また水を入れないで作る無水調理にも適しています。
乾物以外は食材の水分や油分を引き出すことで食材から出る水気で調理できるので、水を入れるよりも栄養たっぷりで濃厚な味になるというわけです。
また密閉性が高く鍋の中の水蒸気を逃がさないので無水でも焦げずに調理ができます。
無水鍋でパン
さて、冒頭でも話にでた、無水鍋でパンを作れる件についてみてみましょう。
鍋でパンが作れるなんて意外ですよね~!
無水鍋はオーブンのような調理もできるのでフワフワモッチリのパンが作れるます。
ここでは、実際の作り方についてみてみましょう。
強力粉:125g
ドライイースト:2g
砂糖:5g
塩:2g
ぬるま湯:80cc
1.
ボウルに強力粉、ドライイースト、砂糖、塩を入れて軽く混ぜ合わせぬるま湯をゆっくり入れます。
2.
生地を混ぜ合わせるとべちゃべちゃになるので、そのまま混ぜていきます。
3.
最初は手にくっ付きますが、だんだんまとまってきて表面がツルツルしてきたら一つにまとめます。
4.
別のボウルに熱湯を張り、その上に生地の入ったボウルを重ねてラップをし、2、3時間おいて一次発酵させます。
5.
膨らんでいたらラップを外して中のガスを抜くようにつぶし、再び丸めて同じように二次発酵させます。
6.
二次発酵が終わったらクーペで切れ目を付けて置いておきます。
7.
無水鍋のフタを外して、フタはコンロで温めておきましょう。
8.
無水鍋にアルミホイルをクッキングシートを引いて鍋肌が直接生地に付かないようにします。
9.
鍋を2、3分温めたら中に生地を入れて30分中火で加熱します。
10.
フタを開けて生地が小麦色になっていたらできあがりです。分からないという場合は竹串を刺して生地が生でないか確かめましょう。
こちらの作り方の動画もご参考ください。
さてさて。
無水鍋で作れるのはパンだけではありません。
ご飯も作れます!
すなわち、鍋で炊飯しちゃうということですね。
こちらも炊き方をみてみましょう。
無水鍋で炊飯
無水鍋というのは元々羽釜をヒントに開発されているのでおいしいご飯を炊くのに向いています。
お米は乾物なので無水調理とはいきませんが、温度が下がりにくく密閉性が高い無水鍋で炊くと一粒一粒がもっちりしっかりとしたご飯が炊きあがります。
米:二合
水:420cc
1.
米を洗って30分水に浸けておきます。
2.
無水鍋に米を入れて420ccの水を入れます。炊飯器で炊くときよりも多めの水を入れるのがポイントです。
3.
強火にかけて煮立ってきたら弱火にして12分~15分炊いていきます。
4.
その後火を止めて15分蒸らせばできあがりです。
まとめ
今回は無水鍋の使い方について紹介しました。
無水鍋はたくさんの料理ができる鍋で、オーブンの代わりにもなるのでパンを焼くこともできちゃうわけです。
他にも肉まんを蒸したり、グラタンを焼いたり、カレーやシチューを煮込むこともできるので無水鍋があればかなり料理のレパートリーが広がります。
しかもおいしく作れる!
ただ、鋳物なのでちょっと重いのが難点といえば難点です。
(^^;
「面白そう!」
「便利そう!」
という場合は、ぜひ無水鍋を導入されてみてはいかがでしょうか。
今回は以上です。
ご参考になりましたら幸いです。
(*゚ー゚*)ノ