生活

万年筆のインクが出ないときはどうする?初めての時や新品の時にやってはいけないことも!

万年筆

ちょっと大人の雰囲気があって素敵ですよね。
(*゚ー゚*)

大学の卒業祝いや就職祝いに万年筆をもらうことも多いです。

これからきちんとした社会人になるのであれば、
一本は持っておきたいものです。

しかし!

万年筆を長く使っているとインクが出なくなるときがあります。

インクを入れ替えて使うものなので当然、
インクが切れれば使えなくなります。

こういった場合はどうすればいいのでしょうか。

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と、いうことで!

今回は万年筆のインクが出ないときの対処方法をまとめました。

インクが出ないときについついやってしまいがちなNGな行動や、
万年筆を買った時に最初にやっておきたいポイントなどを
チェックしていきましょう。

万年筆を買った時に最初にやるべきこと

ボールペンやサインペンは買ったらすぐに使うことができます。
しかし、万年筆を使うには準備が必要です。

では、万年筆を買った時にはいったいどんな準備をすればいいのでしょうか。

・・・・・・・

万年筆にはカートリッジ式コンバーター式の2種類があります。
そして、その種類によって準備が異なります。

まずカートリッジ式の万年筆の場合は購入した万年筆に合った形状の
カートリッジを準備する必要があります。

万年筆の首軸を外してペン先を上に向けて中にカートリッジを差し込みます。

このときにカートリッジを回しながら入れたり、
無理に押し込んだりすると破損の原因になるので真っ直ぐ丁寧に差し込みます。

一方、

コンバーター式の場合は吸い上げるためのインクを準備しておきます。

まず、首軸を外してペン先の反対側にコンバーターを真っ直ぐ差し込みます。
差し込んだらペン先をインクに浸します。

コンバータには回転式やプッシュ式があるのでそれぞれの方法でインクを吸い上げます。
吸い上げ終わったらペン先に付いた余分なインクを拭き取れば準備完了です。

万年筆のインクが出ない場合の対処法

では、万年筆のインクが出ない時には
どのようにすればよいのか、さっそくみていきましょう。

カートリッジを押す

新品の万年筆なのにインクが出ないという場合はカートリッジから
ペン先まで上手くインクが届いていない可能性が高いです。

そんな場合にはインクカートリッジの真ん中あたりを指で挟んで、
優しく下に押し出してください。

ペン先にインクが届くまでゆっくりと押せば、
徐々にインクが下がっていきます。

インク詰まりを直す

ペン先やその奥でインクが固まってしまうと万年筆は
インク詰まりをおこして書けなくなります。

そんなときに小さな容器にぬるま湯か水を入れてペン先を浸しておきます。

すると数時間後にじわじわとインクが染み出てきます。

1日浸してインクが出てこなくなったら紙で丁寧に水分を拭き取ります。
熱いお湯に付けるとペン先が変形してしまう恐れがあるので温度には気を付けましょう。

インクを変えてみる

インクが出ないわけじゃないけど出が悪くて書きにくい

という場合はインクの種類を変えてみましょう。

万年筆とインクには相性があるので、流れの良いインクや伸びの良いインク、
粘度の低いインクに変えることで出がスムーズになることがあります。

ですが、他社メーカーのインクを入れると
故障の原因になるので同じ製品のインクを選ぶようにしましょう。

ペンクリニックへ持っていく

ペン先にインクが届いていて、インク詰まりもしていないのに書けない!

という場合は自分で分解したりせずにペンクリニックへ持っていきましょう。

特に質の良い万年筆であればきちんとしたペンクリニックで
メンテナンスしてもらえば何代にも渡って使い続けることができます。

メンテナンスを頼めば全体のクリーニングやペン先の調整なども行ってくれるので
年に一回くらいのペースで持っていくのがおすすめです。

インクが出ない時にやってはいけないこと

インクが出ないと焦って自分でいろいろと解決方法を試してみたくなります。
しかし、間違った方法をとってしまうと万年筆が使えなくなる危険があります。

では実際にどんなことがやってはいけないことなのか。
そんなNG行動をチェックしていきましょう。

インクが出ないので振る

インクが出ないときに万年筆をぶんぶん振ってしまう人は多いです。
しかし、万年筆というのはとても繊細な造りをしています。

なので、振ることでどこかにぶつけてペン先が曲がったり、
床に落としたりすると壊れてしまう危険があります。

そのためインクが出ないからといって振るのは止めましょう

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分解する

物が使えなくなると取り敢えず分解して直すという人は多いです。

しかし、万年筆というのはたくさんの小さなパーツから成り立っていて、
その中の一つでも欠けると使えなくなってしまいます

特に素人が分解すると破損の危険もあるので止めましょう。

まとめ

今回は万年筆のインクが出なくなったときの対処方法について紹介しました。

いろいろな対処方法がありますが、
新品の場合はインクがペン先まで届いていないことが多いです。

そして、長く使っている場合はインク詰まりや
ペン先の変形などの原因が考えられます。

状況に合わせた対処方法をとり、どうしても直らない場合は、
自力で分解などして修理しようとせずにペンクリニックへ持っていきましょう。

今回は以上です。
ご参考になりましたら幸いです。
(*゚ー゚*)ノ