最近、なんだか地震が多いですよね。
油断しているときに、
「ガタガタッ」
と大きめの地震がくるとそのたびに、
「ひょっとして東日本大震災級の超大型地震なのでは!?」
なんて心配になってしまいます。。
でも、関東大震災も、
「そろそろくる!」
「そろそろくる!!」
なんて、ずっと言われていますし、本当に大地震が自分の住んでるところにきて、なんの備えもしてなかったら本当に大パニックですよね。
そうならないためにも日頃から地震に備えておきたいものです。
・・・・・・・
しかし、地震に備えるとはいっても具体的になにを用意したらいいのでしょうか。
そこで今回は、地震に備えて最低限、用意しておきたい必需品についてまとめました。
もしもの時の災害時用にチェックリストを作って準備しておきましょう。
最低限の必需品
災害時に必要なもの考えると、
「これも必要かな?いや、でもあれもあった方が便利かも・・・」
などキリが無いですよね。
確かに不安が多いと、
「あれもこれも!」
といろいろなものを用意しておきたくなりますが、あまりたくさん用意しても持ち出せませんし、災害時用のカバンに入りきらなくなってしまいます。
では最低限どんなものが必要となるのでしょうか。
ここでは、地震に備えた場合の最低限の必需品を紹介していきましょう。
懐中電灯
地震が起きると電気系統が駄目になってしまうことも多いです。
昼間なら陽の光がありますが、大地震で地域の灯りが一気に消えてしまうと街灯も消えるので驚くほど暗くなってしまいます。
家具や屋根が倒れて自分がどこに居るのか分からなくなることも多いので、手元や足元を照らすための懐中電灯は絶対に必要です。
飲料水
地震で水道管が破裂したり、正常に使えなくなってしまうと水を手に入れることも難しくなります。
災害による避難が長時間・長期間になると当然水分が必要になってくるので、あらかじめ必要な分の飲み水を確保しておきましょう。
とはいえ大量の水を持ち歩くのは大変なので、1日あたり2Lと仮定して、2、3日分の水分をペットボトルなどで常時用意しておくようにしましょう。
緊急ホイッスル・笛
大地震で壁や屋根、家具などの下敷きになってしまった場合、自力では脱出できない場合が多いです。
また怪我をして動けないということもあります。
そういった場合は無理に身体を動かそうとせずに救助を待ちましょう。
しかし、静かにじっとしていても助けを必要としていることは周りに伝わらないので緊急ホイッスルや笛を持っていると便利です。
喉周辺の怪我や体力消耗で大声が出ないときもあるので、簡単に音を鳴らせるホイッスルがあれば緊急時の助けになってくれます。
専門店に行けば災害時用の大きな音のものも売っていますし、普通のホイッスルであれば100均にも売っています。
簡易食糧
水分と同じですが、非難が長時間・長期間になると食糧も必要になります。
昔から避難用の緊急食糧というと乾パンが有名でしたが、最近では手軽に必要なタンパク質、炭水化物、ビタミン等が摂取できるクッキー風の簡易食糧も多く販売されています。
必要な栄養素が摂れ、持ち運びやすくかさばらない簡易食糧を事前に探して確保しおくようにしましょう。
あると良いもの
次に、プラスアルファであると良いものについて紹介します。
軍手
災害現場は瓦礫やガラスの破片などが散乱していることも多いので、手を切らないように軍手などを用意しておきましょう。
携帯電話
災害時はいろいろな人が家族や知り合いに連絡を取ろうとするので回線がパンクして携帯電話が使えないことも多いです。
しかし、落ち着いてきたら連絡も取れるようになりますし家族の安否確認のためにも携帯電話は必要です。
電気屋さんやドンキホーテなどで売っている携帯用の充電器もしっかり持っておきましょう。
携帯ラジオ
最近では携帯電話でもラジオを聞いたり、ネットで情報を知ることができますが、災害時は携帯電話が壊れてしまったり使えなくなることもあります。
なので携帯ラジオを用意しておくと心強いです。
ネットのデマ情報に騙されず、正しい情報に従って避難するようにしましょう。
救急箱
地震で家具の下敷きになったり、ガラスが刺さったりすることも多いです。
しかし、病院には怪我人が詰め掛けていますし、病院までの道のりも安全ではありません。
自分で手当てできる程度の怪我であれば自力で応急処置用しましょう。
包帯や絆創膏、消毒液などが入った救急箱や救急セットを用意しておくと安心です。
簡易トイレ
水道管や下水に被害があるとトイレも使えなくなってしまうことが多いです。
そんなときに備えて簡易トイレを用意しておきましょう。
ブランケット
冬に地震が起こった場合、エアコンも暖房も使えなくなることが多いので、寒さ対策としてブランケットや毛布を用意しておきましょう。
避難所に行った後も布団やマットとして役に立ちます。
チェックリスト
災害に備えて必要なものを揃える場合、ついつい、
「あれもこれも~」
となってしまいますよね。
でも災害用のカバンやリュックには限りがありますし、すべてを詰め込むことはできません。
まずは必要なものを紙に書き込んでチェックリストを作っておきましょう。
最近では災害に備えて国が災害時マニュアルを作り、冊子として配布しているのでその中にも必要なものチェックリストが付いています。
また、消防庁の防災マニュアルにも「備蓄品チェックシート」や「非常持ち出し品チェックシート」が載っています。
ホームページからダウンロードして事前に必要なものを揃えておくと安心です。
備え方について
災害というのはいつ起きるか分からないので、多くの方は大きめのリュックに水や食料、懐中電灯などを入れて緊急用として保管しておきましょう。
「大きめのボストンバッグや頑丈なスーツケースの方が良いのでは?」
という人もいるかもしれませんが、持ち歩きやすさを考えるとやはりリュックが一番良いようですね。
リュックであれば両手が自由に使えるというメリットもあります。
そして緊急時に家具の下敷きになって取り出せなくなってしまうのは困るので、家具の近く、ガラス戸の近くは避け、玄関の収納部分などに保管するようにしましょう。
また、家が崩壊したときのために物置や車の中に緊急用リュックを入れておくという人も多いようです。
まとめ
今回は地震に備えて用意すべき必需品について紹介しました。
水や食料、懐中電灯などは思い付きやすいですが、長期避難を考えると簡易トイレやブランケットも用意しておきたいですね。
チェックリストの内容を自分で考えるのは不安という場合は、さきほど紹介した東京都や消防庁が推奨しているチェックシートを参考にしてみて下さい。
今回は以上です。
ご参考になりましたら幸いです。
(*゚ー゚*)ノ