ステンレスのシンク。
長く使っていると黒いサビがぽつぽつと出てきたりします。
「ううっ。キニナル…。」
でも、ふつうにこすっただけだとなかなか落ちません。
このステンレスシンクにできたサビですが、
どうにかして落とす方法はないものでしょうか。
そして、なぜこういったサビが発生してしまうのでしょうか。
今回はステンレスシンクにサビができる原因やそのサビの落とし方、また、予防方法などについてまとめました。
それではさっそくみていきましょう!
ステンレスシンクのサビを落とす方法
ステンレスシンクのサビを落とす方法はいくつかあります。
特に効果のある方法を紹介しますね。
(^^ゞ
金属たわし
金属たわしは頑固なサビをこすり落とすには最適な道具です。
洗剤を付けてサビの付いた部分をゴシゴシと何回かこすればサビはキレイに落ちてくれます。
しかし、金属たわしや堅いブラシなどでこするとシンクが傷ついてしまう場合も多いので注意が必要です。
クリームクレンザー
シンクに出てしまうサビというのは黒サビが多いです。
そして黒サビ掃除にはクレンザーが有効です。
特にクリームクレンザーはマイルドなのでシンクに傷が付く可能性が低いのでおすすめです。
スポンジにクリームクレンザーを軽く付けたらサビ部分を優しくこすりましょう。
一回で落とそうとせずに何回かに分けてこするのがポイントです。
重曹
「クレンザーって環境的に大丈夫なの?」
「強い洗剤を使うと手が荒れて嫌ッ!」
とエコな人や肌の弱い自然派の人におすすめなのが重曹です。
重曹にはサビを浮かせて落としてくれる効果があります。
なのでシンクのサビ落としにもおすすめです。
また、洗剤などと違って重曹は人体に無害なので、赤ちゃんやペットと暮らしている場合でも安心して使うことができます。
錆びてしまう原因は?
さて、サビ落としアイテムをがっつり使ってきれいにしても、またサビてしまうのであれば何度もサビを落とさないといけないので手間ですよね。
そもそもなぜステンレスなのにサビてしまうのでしょうか。
ステンレスの包丁や食器ってサビないことで有名ですよね。
実はステンレスシンクの表面には酸化被膜と呼ばれる薄い膜が発生し、これがサビの発生を防いでくれています。
しかし、必要以上にゴシゴシとシンクをこすることで一時的にこの酸化被膜が剥がれてしまうのです。
一度剥がれてもすぐに酸化被膜は再生しますが、再生する前にサビが発生してしまうとシンク内にどんどんサビは広がっていってしまうのです。
そのためサビを除去するときは一気にサビを落としてしまって短期間で済ませるのがポイントです。
また、もらいサビというものもあります。
サビた金属や缶詰などをシンクに置きっぱなしにしてしまうとシンクにサビが移ってしまうことがあります。
すぐに対処すれば接している部分の錆を除去するだけで済みますが、放っておくとどんどんサビが広がってしまうので注意が必要です。
予防方法について
サビの落とし方は分かりましたが、一番いいのはサビが発生しないことですよね。
なにか良い予防方法はないものでしょうか。
サビは湿気のない乾燥した環境では発声しにくいといわれています。
そのためステンレスシンクを使った後はよく水気を拭き取っておくのが良くようにしましょう。
また、塩素系の洗剤を使うとシンクの表面が剥がれてしまい錆の発生につながるので、使う洗剤を取捨選択することで、さび防止につながります。
まとめ
今回はステンレスシンクのサビ落とし方法や、原因と予防方法について紹介しました。
シンクをゴシゴシこすって掃除している人も多いと思いますが、実は掃除のし過ぎで酸化被膜を剥がしてしまっている可能性もあります。
かなりサビサビの場合は金だわしが有効ですが、普段の掃除では柔らかいスポンジで優しく掃除し、水気をよく拭き取るようにしましょう。
ふだんのメンテナンスをしっかりすることにより、サビてしまう可能性を大幅に下げることができます。
最近のステンレスシンクは防サビ加工のものも多いのでキッチンのリニューアルなどをする際にはシンクの材質などもチェックしてみるようにしましょう。
今回は以上です。
ご参考になりましたら幸いです。
(*゚ー゚*)ノ