パスタを茹でるというとパスタ用の大きな鍋を使うのが普通です。
でもあの大鍋を持ち上げたり、たっぷりと入ったお湯を捨てたりするのって結構重労働。
もっと簡単に作れないものでしょうか~。
と、そんな時に。
実は大きなパスタ用鍋を使わなくても、フライパンで美味しいパスタが作れる方法があります!
パスタの中でも人気の高いカルボナーラとナポリタンが作れちゃうんです♪
ということで今回は、フライパンを使ったパスタの茹で方を紹介していきましょう。
鍋を使う場合とどう違うのか、茹でる際に注意点などをまとめました。
なぜフライパンでパスタなのか
普通、パスタを作る際は大きめの鍋か、湯切りの付いたパスタ専用の鍋を使いますよね。
しかし、ソースを作ってパスタと絡めたり、炒めたりする場合は、別にフライパンも必要になります。
その場合、必然的に大きな鍋とフライパンの二つが必要になりますよね。
作る工程があるので仕方がないですが、洗い物が増えるのって嬉しくないもの。
ですが、フライパンひとつでパスタが作れたらどうでしょう。
洗い物も少なくて済みますし、お湯を捨ててからすぐにソースを絡めることができるので楽チンですよね!
それに大きな鍋は持ち上げるのが大変ですが、フライパンでパスタを作る場合は鍋の場合とは違い、お湯をたっぷり沸かさなくてもいいんです。
少ない量のお湯でパスタを茹でることができるので軽くて簡単というメリットもあるのです。
ではさっそく次にフライパンを使ったパスタの茹で方をみていきましょう。
パスタの茹で方
では実際にフライパンを使ったパスタの茹で方を紹介していきましょう。
パスタ用鍋でパスタを茹でる場合はパスタを縦に入れますが、フライパンを使う場合は横に寝かせるのがポイントです。
1.
大きめのフライパンの半分より上の位置にまで水を入れて沸騰させます。
2.
沸騰したらパスタを横に寝かせて入れましょう。
3.
パスタ同士がくっつかないように菜箸でかき混ぜながら3、4分加熱します。
4.
パスタが柔らかくなってきたら蓋をして中火にしましょう。
5.
蒸し焼きのような状態に加熱してパスタが柔らかくなったらできあがりです。
6.
お湯を捨てて、お好きなソースや味付けで食べましょう。
「ちゃんと中まで火が通るの?」
「美味しくなるのかな・・・」
と思うかもしれませんが、フライパンを使った方法だと鍋とは違い、蒸すことでパスタに火が通ります。
蓋が必要不可欠になりますが、通常よりもちっとした食感になって美味しいのです。
また、鍋で作る場合はパスタがお湯の中で動き回りますが、フライパンの場合はあまり動かないので、デンプン質がパスタの表面に残ります。
実はデンプン質が残った方がソースと絡みやすくなるんです。
また、基本的には蒸して火を入れるので沸点を上げるための塩も必要ありません。
「フライパンが小さくてパスタ入んないんだけど・・・」
という場合は思い切ってパスタを半分に折っちゃいましょう!
ちょっと大胆なようにも思いますが、この方がパスタがくっつき難くなりますし、早く茹であがりますよ♪
フライパンでカルボナーラ
クリームパスタの定番であるカルボナーラもフライパンパスタで作れます。
詳しい作り方を紹介していきましょう。
1.
フライパンでアルデンテ程度にパスタを茹でたら、茹で汁を捨てます。
2.
そこに2、3cm各に短冊切りにしたベーコンを加えて炒めます。
油はベーコンから出るので足さなくて大丈夫です。
3.
耐熱容器に
を入れてよく混ぜ合わせます。
4.
ラップをせずに電子レンジに30秒かけます。
5.
沸騰しないように見張りながらソースがどろっとするまで混ぜ合わせます。
6.
パスタとベコンの粗熱をとったらソースと混ぜ合わせてよく絡めたらできあがりです。
フライパンでナポリタン
次にナポリタンの作り方もみていきましょう。
1.
フライパンでアルデンテになるくらいにパスタを茹でたら、いったんお皿に移します。
2.
ピーマンを細切りにして、ウインナーを輪切りにします。
3.
フライパンにオリーブオイルをひいてピーマンとウインナーを炒めていきます。
4.
しんなりしてきたら
を加えて炒めていきます。
ここでケチャップをフライパンに押しつけるようにしてよく炒めるのが甘みを出すポイントです。
5.
よく混ざったらパスタを加えて炒め合わせ、塩コショウで味を調えたらできあがりです。
まとめ
今回はフライパンを使ったパスタの茹で方を紹介しました。
ざっと火を入れてから蓋をして蒸すことで狭いフライパンでもちゃんと茹であがります。
この方法はスープパスタなどを作る際にも便利で、そのままフライパンでスープソースを作れちゃうのでお手軽です♪
ボンゴレビアンコや、豆乳のパスタなんかもおすすめですよ!
今回は以上です。
ご参考になりましたら幸いです。
(*゚ー゚*)ノ