キッチン用品

フライパンで卵焼きがくっつく!上手な作り方は?アルミホイルを使った方法も!

お弁当の定番といえば何を思い浮かべますか?



子供から大人まで年齢関係なく愛されているお弁当の定番・・・。

といえばふわふわの玉子焼きではないでしょうか。

鮮やかな黄色はいろどりも綺麗ですし、だし巻きなどは和食の付け合わせとしても良いですよね♪

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しかし・・・。

玉子焼きって作るの難しいですよね!

フライパンにくっついてしまって上手く巻けなかったり、焦げ付いてボロボロになってしまったり。
卵料理ってなんでこんなに上手くいかないんでしょうか。

そこで今回は玉子焼きの上手な作り方を紹介していきましょう。

どんな方でもすぐにできる簡単な方法をお伝えしていくので「玉子焼きは苦手・・・」という方は必見です!

卵焼きがフライパンにくっつく理由

玉子焼きってフライパンにくっつきやすいですよね。

また、玉子焼きに限らず、オムレツや炒飯の卵などもフランパンにくっついてしまって上手く形が作れなかったり、焦げ付いてしまったりが多いです。

なぜ卵料理ってくっつきやすいのでしょうか。

理由としては卵の性質にあります。

卵というのはタンパク質なので熱を加えると凝固する性質があります。

60度~70度で固まり始めるので、高温で一気に火を通してしまうと思っていたよりも早く固まってしまうんですね。

そして卵が固まる性質に合わせて金属にも付着しやすいので、熱を入れる過程でフライパンや鍋に焦げ付いてしまうことも多いんです。

なので、卵を入れる前にはフライパンの全面に油をひいておきましょう。

そうすることで卵とフライパンの間に膜ができるのでくっつきを防ぐことができます。

ちなみに最近流行っているフッ素樹脂やセラミックス樹脂などのフライパンであれば表面が加工してあるのでくっつきにくくなります。

また、フライパンの表面に水などが付着していると、卵のタンパク質が水に溶け込んでしまい、フライパンと卵をくっつける接着剤の役割をはたしてしまいます。

これが卵のくっつきや焦げ付きの原因になるので、水分はできるだけ拭き取り、油をひいておくようにしましょう。

上手な卵焼きの作り方

では、フライパンにくっついたり焦げ付いたりしない、上手な玉子焼きの作り方を紹介していきましょう。

1.

卵をボウルに割りほぐして溶いていきます。

2.

フライパンに大さじ2程度の油をたっぷり入れて、フライパン全体に広げていきます。

3.

火を点けてフライパンを熱し、油が全体に広がったらキッチンペーパーで余分な油を取りつつさらに馴染ませていきます。

4.

塗れ布巾を用意してフライパンの近くに置いておきます。

5.

フライパンを熱して煙が出てきたら塗れ布巾に移して温度を下げ、フライパンの温度を一定にします。

6.

卵液1/3をフライパンに流し込みます。
気泡が出てくるので菜箸で潰してかき混ぜてまんべんなく全体に火を通していきます。

7.

卵が固まったら奥から手前に巻いていきましょう。
このときに手早く巻けないようであればいったん濡れ布巾の上に移してから巻くようにしましょう。

8.

巻いた分の卵を奥に移して、手前の開いた部分に再びキッチンペーパーで油をひきます。こまめに油を足しておくのがくっつかないポイントです。

9.

開いた部分に残りの卵液の半分を入れて加熱します。
気泡を潰してからかき混ぜて、固まってきたら奥から巻いていく工程は一回目と同じです。

10.

再び油をひいて、すべての卵液を流し入れます。
均一に火を通して、外側に綺麗に巻き付ければできあがりです。

11.

玉子焼き用のフライパンであれば、そのまま切り分ければいいですし、普通の丸いフライパンであれば両端を切り揃えて形を整えましょう。


アルミホイルを使った方法も紹介!

「普通のフライパンじゃ上手く形が作れない!」
「玉子焼き器がないから諦めるしかない・・・」

そんな方におすすめなのがアルミホイルを使った玉子焼きの作り方です。

やり方は簡単。

まず大きめにアルミホイルを切ります。
そして立体の四角になるように、箱型に折り込んでいきます。

綺麗な箱型が作れたらそのままフライパンの上に乗せましょう。

アルミホイルに油をひいて、その中に卵液を流していきます。
卵液をかき混ぜて全体に火が通ったらフライパンからアルミホイルをおろします。

アルミホイルごとまな板に移したら、アルミホイルを折り曲げながら卵を奥から手前に巻いていきます。

綺麗に巻けたら奥にずらして再びフライパンに戻します。
この要領でアルミホイルの上で玉子焼きを作っていきます。



「アルミホイルの折り方や巻き方がよく分からない!」

という方はこちらの動画を参考してみてくださいね。

アルミホイルの折り方によって好きな大きさの玉子焼きが作れますし、フライパンと違って折り曲げたり、斜めにずらしたりできるので、卵を巻きやすいというメリットもあります。

まとめ

今回は玉子焼きの上手な作り方を紹介しました。

玉子焼きというのはフライパンにくっつきやすいですが、作り方や道具を工夫することで綺麗に作ることができます。

また、アルミホイルを使えば焦がさずに綺麗に巻けた玉子焼きを作ることができちゃいますよ!

ただ、フライパンからアルミホイルをおろす際に火傷しないように気をつけて下さいね。
今回は以上です。
ご参考になりましたら幸いです。
(*゚ー゚*)ノ