いかにも頭が良くなりそうな形をしている、くるみ。
殻を割ってそのまま食べる、加工されていない素のタイプのものが健康によさそうですが、あの殻がなかなか割れなくて、難儀する場合がありますよね。
(^^;
その時に使うのがくるみ割り器具。
「くるみ割り器具」と一言でいっても、実にさまざまなタイプがあります。
あなたはこの言葉をみて、どんなものを想像しましたか?
|・ω・)
今回はくるみ割り器具について、いったいどのようなタイプのものがあるのかについてまとめました。
世界で使われているくるみ割り器具をチェックしていきましょう。
くるみ割り器具とは?
くるみ割り器具というのはその名の通りくるみの周りの硬い殻を割るための器具。
やっとこのようなハサミのような形をしたものが昔ながらのポピュラーなくるみ割りといわれていて、先端部分にくるみを挟んで、てこの原理を利用して割ります。
また、バレエなどで有名なくるみ割り人形というのはくるみを割ることのできる装飾品であり、ドイツの伝統的な工芸品としても有名です。
まだ文明が発達していない時代はくるみの殻は歯で砕いていたか、石を打って割っていました。
最初にくるみ割り器具が使われ出したのは紀元前3、4世紀といわれていて、金属製のものから、真鍮製もの、鋳型のものと時代と共に材質やバリエーションも豊富になっていったようです。
くるみ割り器具の種類
くるみ割り器具は代表的なやっとこ型のものから、ピックのような形をしたもの、大きな器具に入れて砕くものまでいろいろなバリエーションがあります。
今回はさまざまあるくるみ割り器具をみていきましょう。
古沢製作所の和くるみ割り器
やっとこ型のオーソドックスなくるみ割り器具です。
高炭素鋼使用なので切れ味抜群で使いやくなっています。
先端の台部へくるみを乗せ、斜め45度の割れ目に刃を押し当て軽くハンドルを握ってくるみを割ります。
刃:30mm
重量:225g
材質:炭素鋼
原産国:日本
くるみ割り器漏斗型
パイプのような形をしたくるみ割り器具で、漏斗のようになっている部分に包みを入れて二本の取っ手を軽く握ってくるみを割ります。
くるみだけでなく栗やアーモンドを割ることもできます。
最大直径:45mm
重量:413g
材質:金属、ゴム
原産国:日本
NAOMIステンレス製くるみ割り器
ドイツの有名ブランドTAKE2が出しているNAOMIはとんがり帽子のような一風変わった形のくるみ割り器具です。
付属の受け皿にくるみを入れて、バネのてっぺんに付いた重りを引っ張ってから離せば、バネの力でくるみにぶつかり殻が割れます。
インテリアとしても可愛い遊び心のあるくるみ割り器具です。
ただし・・・Amazonのレビューを見ると、かなり力を加えないとくるみが割れないようです。
重量:154g
材質:ステンレス、シリコン樹脂
原産国:ドイツ
画像クリックでAmazonにリンクします。
↓
アレッシィ NUT SPLITTER くるみ割り
アレッシィは小さなハート形のくるみ割り器具でコロンとしていてアクセサリーのような見た目です。
ハートの先端部分をくるみの割れ目に差し込んでひねると簡単にくるみの殻を割ることができます。
重量:40g
材質:ステンレススティール
原産国:日本
まとめ
今回はくるみ割り器具の種類や使い方について紹介しました。
調べてみると本当にいろいろなくるみ割り器具があるんですね~。
オーソドックスなやっとこ型もあれば、ちょっと遊び心のあるおもちゃっぽいものもあります。
ちなみにくるみ割り人形というのは木製の人形の口部分にくるみを入れて、あごを動かしてくるみの殻を割る構造になっています。
現在でもくるみ割り人形は売っていますが、どちらかというと実用性ではなく人形やオブジェとしてのくるみ割り人形の方が需要があるようです。
「くりみ割り」と聞くと、なぜかドイツを想像してしまいますが、きっとこのくるみ割り人形の印象が強いのでしょうね。
今回は以上です。
ご参考になりましたら幸いです。
(*゚ー゚*)ノ