すき焼きといえば!
牛肉やネギや豆腐を甘辛いタレで煮た人気の鍋の定番ですよね。
でも近頃牛丼チェーン店などに行くと、
というメニューも販売されています。
すき焼きとすき鍋ってどう違うのでしょうか。
入っている具材や味付けなどに違いがあるのでしょうか。
それとも、実は名前の呼び方が違うだけで同じものなのでしょうか。
ということで今回は、すき焼きとすき鍋の違いについてまとめてみました。
すき焼きについて
すき焼きというのは牛肉や豚肉などの肉類と野菜、豆腐、白滝、麩などを入れて、醤油、砂糖、酒などの甘辛い味付けで煮たものです。
多くの場合は浅い鉄製の鍋で作り、溶き卵をからめて食べます。
すき焼きという名称は日本に古くから存在していたようですが、牛肉などを鍋に入れるようになったのは幕末以降だといわれています。
すき鍋について
対してすき鍋というのは、すき焼きを作る際に使う鉄製の鍋を指しますが、それだけではなくすき焼きを模した小鍋料理をあらわす際にも使われる言葉です。
牛丼のチェーン店などでは「牛すき鍋」や「豚すき鍋」のように表記することもありますし、一人分の小鍋にご飯を付けて「すき鍋定食」としている場合もあります。
具材などはお店によって様々ですがすき鍋という表記になっている場合はおおむね醤油と砂糖で割り下を作った甘辛い味付けになっていることが多いですね。
すき焼きとすき鍋の違い
では次に、このすき焼きとすき鍋の違いについてみてみましょう。
すき焼きというのは肉類を薄くスライスして野菜や豆腐や白滝と合わせた甘辛い味付けの鍋料理のことですが、すき鍋というとまた意味が違ってきます。
すき鍋というのは「すき焼き鍋」の略称であり、すき焼きを作る際に使う浅い鉄製の鍋を指します。
鉄は油に馴染みやすく、また火が均等に食材に伝わるのですき焼きを作るのに最適な鍋なのです。
また、調理器具としての鍋を指さない場合は「すき鍋定食」のような料理名を指している場合もあります。
特に牛丼チェーン店などではすき焼き風の甘辛いタレで味を付けた小鍋料理をすき鍋と呼んでいることが多いです。
ちなみにすき鍋と同じような料理を「すき煮」と呼ぶ場合もあります。
吉野家のすき鍋定食
今でこそいろいろな牛丼屋さんや定食屋さんに「すき鍋定食」というメニューがありますが、一番最初に販売されたのは吉野家で2013年の12月に発売された「牛すき鍋膳」だといわれています。
このメニューは大人気となり冬の定番として確立され、その後すき屋や松屋といった有名牛丼チェーン店でも取り扱われるようになりました。
吉野家の牛すき鍋膳はとにかくお肉たっぷりでボリュームがあります。
一方、すき屋の牛すき鍋定食は牛肉と野菜の他にうどんが入っていて、シャキシャキの野菜とモチモチのうどんがかなりいい味を出しています。
お肉をたっぷり食べた胃のであれば吉野家がおすすめですし、野菜とうどんで栄養バランス良く食べたいのであればすき屋がおすすめです。
他にもいろいろなすき鍋定食が販売されていて、どこがおいしいかは好みで分かれるとは思いますが、すき鍋がここまで有名になったのは吉野家の牛すき鍋膳のおかげかもしれませんね~。
吉野家風すき鍋のレシピ
牛丼チェーン店や定食屋だけですき鍋定食を食べていると
「すき鍋定食は外で食べるもの」
というイメージが付いてしまうかもしれませんが、実は家で作ることもできます。
今回は吉野家風のすき鍋のレシピを紹介しますね。
(^^ゞ
牛肉:250g
白菜:5、6枚
ネギ:1本
春菊:1/2束
椎茸:2、3個
焼き豆腐:1/2丁
醤油:大さじ3
みりん:大さじ1
砂糖:大さじ1
酒:大さじ1
かつお出汁:2カップ
卵:2個
1.
野菜を食べやすい大きさに切ります。
2.
鉄鍋に醤油、みりん、砂糖、酒、かつお出汁を入れて沸騰させ割り下を作ります。
3.
そこに野菜と肉を入れてよく味が染み込んだろできあがりです。
器に卵を割って肉や野菜をからめて食べましょう。定食にしたい場合はご飯と汁物、お漬物なんかを付けてもおいしいですよ。
まとめ
今回はすき焼きとすき鍋の違いについて紹介しました。
すき鍋というのはすき焼きを作る鍋を指している場合もありますし、すき焼き風の鍋料理を指す場合もあるようです。
すき鍋というと冬のイメージがありますが、夏に食べたくなっちゃうこともありますよね~!
そういった場合は自宅で吉野家風のすき鍋膳を作ってみるのもおすすめです♪
ぜひ一度試しに作ってみてくださいね。^^
今回は以上です。
ご参考になりましたら幸いです。
(*゚ー゚*)ノ