ストウブ鍋。
あまり調理器具に詳しくない人はピンとこないかもしれません。
このストウブ鍋ですが、今料理好きの間でじわじわと人気になってきています。
というのも、
- 「食材をムラなく加熱できる」
「ご飯をおいしく炊くのに便利」
など使い勝手が良くて便利という声も多く、
導入する家庭がふえてきています。
そんなストウブ鍋ですが、普通の鍋とどう違うのでしょうか。
また、どのような便利な使い方ができるのでしょうか。
ということで今回は、ストウブ鍋の特徴や使い方についてまとめました。
それてはさっそくみてみましょう。
ストウブ鍋について
ストウブ鍋というのは美食の本場であるフランスで創業されたSTAUB社で扱っている鍋のこと。
フランスのブランドではありますが日本人のファンも多く、プロの料理人御用達と言われるほど評価の高い鍋なのです。
鋳物にガラス質の素材を拭き付けてコーティングした鋳物ホーロー製で、密閉性がありムラなく食材に熱が伝わります。
また、保温性にも優れているので汁物や煮物を作る際にも重宝する鍋なのです。
ご飯がおいしいってホント?
ストウブ鍋は野菜の甘みを引き出してくれるので野菜料理に適していますし、ヨーロッパらしいアクアパッツァやラタトゥイユを作るのにも向いています。
しかし、最近では、
「ストウブ鍋でご飯を炊くとおいしい!」
という声も多くなってきています。
なぜストウブ鍋でご飯を炊くとおいしく炊き上がるのでしょうか。
・・・・・・・
その秘密はストウブ鍋のフタの裏にあるピコという突起部分です。
鍋から上がる水蒸気はフタの裏にくっ付きますが、このピコを伝って雫として下に落ちてしまうので再びお米に戻ります。
そのため水分が蒸発して少なくなることなく、モッチモチのお米に仕上がるんです。
また、密閉性が高いので鍋の中の温度が変動せず、ムラなくすべてのお米に火が入ります。
その結果、一粒一粒がしっかりとしたおいしいご飯が炊きあがるのです。
使い方について
ストウブ鍋は煮物やスープを作るのに向いていますし、ご飯を炊くこともできるのでオールマイティに使える鍋ですが、中でも一番注目されているのが無水料理です。
ストウブ鍋はフタ裏のピコがあるので、食材の水分がなくなるということはありません。
水蒸気として食材から出た水分がそのまま鍋の中に戻るので、水を入れなくても食材の水分だけで調理することが可能なのです。
カレーやシチューなども野菜の水分だけで作ることができますし、野菜から出た水分は栄養たっぷりで旨味と甘味があり、濃厚な濃い味の料理に仕上がります。
普通水なしで作ったら焦げてしまうことが多い肉じゃがやブリ大根なども無水で作れるので料理のレベルもアップするかもしれませんよ♪
まとめ
今回はストウブ鍋の特徴や使い方について紹介しました。
ストウブ鍋はフタ裏に付いているピコという突起が特徴で無水調理ができるというメリットがあります。
しかしその一方で鋳物ホーロー鍋なので重量も結構あるようです。
プロ御用達なのでおいしい料理を作れること間違いなしですが、初心者向きかというと微妙なところですね。
料理好きで無水調理に興味があるという方はぜひ検討してみて下さいね。
今回は以上です。
ご参考になりましたら幸いです。
(*゚ー゚*)ノ