中華料理って大きな中華鍋をササッと振るのがカッコイイですよね!
これぞ中華料理って感じがします!
でも中華鍋って大きくて重いのでなかなか思うように振れませんよね。プロの料理人はどうやって上手に振っているのでしょうか。
そもそも豪快に中華鍋を振るというのはどんな意味があるのでしょうか。
ということで今回は、中華鍋の上手な振り方や、特徴についてまとめました。
中華鍋の特徴について
中華鍋というのは普通のフライパンとは違い、底が丸く湾曲しています。そのため全体が底のようになり熱伝導率が高いという特徴があります。
さらに鉄製のものが多いので油馴染みが良く食材がこびりつきにくいのが中華鍋のメリットといえるでしょう。
しかし、火の通りが良すぎるので食材が焦げやすいという弱点もあります。
そのため中華鍋を振ることで勢いよく食材を動かして、焦げ付いたりムラになったりしないようにしているんですね~。
また、中華鍋を空中で振るのには油を全体に行き渡らせるという意味もありますし、余分な水分を飛ばし、空気を含ませることで食感を良くするという意味もあります。
「油を馴染ませたり、水分を飛ばすためなら箸で掻き回しても同じじゃない?」
と思うかもしれませんが、箸やお玉を使ってかき混ぜると食材が煮崩れする恐れがあります。
それを避けるためという意味合いもあるので、中華鍋を振るというのはとても合理的な調理法なんですね~。
そのため、中華鍋でおいしい料理を作りたい場合は、やはりよく振って使うというのがおいしい料理を作るコツになってくるのです。
中華鍋の振り方
では実際に中華鍋の振り方や気を付けたいポイントを紹介していきましょう。
中華鍋は基本的に前後に動かす
プロの料理人などは豪快に中華鍋を振っているイメージがありますよね。そのためダイナミックに食材を空中に放り投げたり、上下に激しく中華鍋を動かしていると思われがちです。
しかし、実際にプロの料理人というのはそこまで激しく中華鍋を振っているわけではなく、基本的には前後に動かしているだけなんです。
前と後ろに素早く動かすことで中華鍋の中身は上手く混ざってくれますし、最低限の動きだけなので手首を痛めることもありません。
素早く手前に引く
中華鍋で食材を炒めるときは食材を上手にひっくり返す必要があります。
空中で食材が上手に回転すれば周りに飛び散らずに中華鍋の中に収まるので、素早く中華鍋を手前に引くのが肝心になってきます。
ポイントは躊躇せずに思いっ切り中華鍋を引くことです。
勢いが重要ですね!
こちらの動画で詳しく説明されているのでぜひ参考にしてみてくださいね。
しかし、動画に出てくるチャーハン、おいしそうですね~。
火力もうらやましいです。
なかなか、一般家庭だとここまでの火力はでないですもんね。
上手く振るには練習あるのみ!
上手に中華鍋を振るポイントやコツを文章で説明されてもちょっと難しいですよね。
やっぱり実際に中華鍋を振って練習してみないとなかなか上達はしません。でも練習といっても空の中華鍋を振っていてもあんまり感覚が分からないですよね。
そこで、中華鍋を上手に使える料理としておすすめなのがチャーハン作りです!
中華料理の定番でもあるチャーハンはプロが勧める一番練習になる料理でもあり、中華鍋の振り方の上達には持ってこいなんです。
チャーハンというのはお米をパラパラに炒めるのは結構難しく、空気を含ませながら中華鍋を振らなくてはいけません。
そのためおいしいチャーハンを作ろうとすればするほど、自然と振り方が上達してきます。
中華鍋の振り方が上手くなりたい場合は、ぜひおいしいチャーハン作りにチャレンジして下さいね。
まとめ
今回は中華鍋の振り方や特徴について紹介しました。
中華鍋って重くて大きくて素人が扱うのは大変ってイメージがありますが、おいしく作るコツを調べてみると、そんなに激しく動かしてはいません。
前後に動かしたり、素早く手前に引いたり、そういった小さなコツを掴むことが上手く中華鍋を振るポイントのようです。
「コツを意識しながらやっているけど、あんまり上手くいかない・・・」
という場合は動画を見ながら研究して、どんどん実践していきましょう!
今回は以上です。
ご参考になりましたら幸いです。
(*゚ー゚*)ノ