子供の授業参観。
授業風景や普段は見ることのできない学校での姿を見ることができます。
親としては子供の頑張りを見守ることができる重要なイベントです。
しかし、子供が成長してくると、
「授業参観に来ないで!」
なんて言い出すこともあります。
可愛い子供にこんなことを言われたらショックを受けてしまいますよね・・・。
こんな場合はどうやって対処したらいいものでしょうか。
ということで今回は、授業参観に「来ないで」と言われたときの対処法についてまとめました。
子供の気持ちを汲んで行かないのはアリなのか?
行きたいときは何と言って説得すればいいのか!?
などの対処法をみていきましょう。
授業参観に「来ないで」という理由は?
子供から「授業参観に来ないで!」と言われた経験を盛る親は意外と多く、小学校の高学年くらいになると言い出す子供が増えてきます。その理由は様々で
などが具体的な理由です。
しかし、授業参観に来ないでと言われたからといって、
「子供に嫌われている」とか
「親としての努力が足りないのかも」などと
落ち込んでしまうのは早計です。
小学校の高学年10歳~12歳になると子供は思春期の入り口に入ります。
その年頃は学校や塾などで新しいコミュニティを作り始める時期なので家の中意外にいろいろな人間関係を築いています。
学校という別のコミュニティに居るのに、
と思うのは成長過程において自然なことです。
特に男の子は自分が学校で築いたコミュニティを侵されたくないという意識が強いので、
「太ってて醜いから来てほしくない!」
のような酷いことを言うかもしれませんが、
それは思春期にはよくあることです。
「私って子供に嫌われてる?」
などと重く受け止めたり、落ち込む必要はありません。
オロオロせずにどっしりと構え、
「そろそろ思春期なのかな?」
と鷹揚に対応しましょう。
行かないのはあり?
子供の授業風景を見ることができるのは貴重なので、親としては何とか都合を付けて授業参観に行きたい思うものです。
しかし、中には当然仕事が忙しくて行けない親もいますし、大切な用事とかぶってしまうこともあります。
ですが行けなかったからといって愛情が無いということではありません。
子供が、
「お願いだから来ないで」
と切に願うのであれがその気持ちを汲んで行かないという選択肢もアリでしょう。
と送り出してあげるのも愛情のひとつです。
しかし子供が「授業参観に来ないで!」という場合は
「からかわれたら嫌だから、来てほしくない」
など何かしらの理由が隠れているものです。
「授業参観来ないで」→「分かった」
ではなく、何で来てほしくないのか、何が不安なのかをきちんと聞いて、子供が抱える不安を和らげてあげることが親としては重要です。
参加する時の注意点や方法は?
子供の授業風景を一番良い位置で見守りたいと思うのは当然です。
しかし、だからといって他の保護者を押しのけて前に出てしまったり、授業の邪魔をしてしまうのは子供に恥をかかせる結果になります。
特に、
「親を知られたくない」
と思っている子供はそういった親の出しゃばった行動を嫌がるので気を付けましょう。
また、服装や化粧というのも授業参観に参加する上で重要なポイントです。
あまりに派手過ぎる恰好や濃すぎる化粧は保護者の間で浮いてしまいます。
そういった目立った特徴を揶揄してくる子供も多いので子供のためを思うのであれば保護者の集団に馴染むような無難な服装、授業参観に適したお化粧を心がけましょう。
子供の授業参観での適切な服装については、こちらの記事でまとめています。
>> 授業参観の服装はどうする?母親と父親の服装をそれぞれ紹介!
子供への対応について
年頃になると、
「授業参観に来ないで!」
と言ってくる子供は多いです。
小学校5、6年の男の子はクラスメイトに母親を見られたくないと思うことが多いですし、逆に年頃の女の子は父親には授業参観に来てほしくないと言い出すこともあります。
来てほしくないからといって酷い暴言を吐いたり、授業参観の通知を破いたり隠したりする場合は叱ることも必要です。
ですがそういった行動をとるのには理由があり、子供は子供なりの不安を抱えているものです。
特に思春期には多い行動なので「ウチの子おかしいのかしら・・・」と不安になる必要はありません。
話し合いで解決したい場合はなぜ来てほしくないのか、どんな不安があるのかを時間をかけて話し合いましょう。
反対に、
「なに馬鹿なこと言ってんの!行くに決まってるでしょ!」
と言い強引に行ってしまう荒療治を実践している親もたくさんいます。
授業参観直後は「来ないでって言ったのに!」と拗ねてしまうことも多いですが、数時間立つと意外とケロッとしていることも多いです。
まとめ
今回は授業参観に「来ないで」と言われたときの対処法を紹介しました。
突然に子供の反抗に戸惑ってしまう親も多いですが、実際にはよくあることなのでそこまで落ち込むことはありません。
「恥ずかしい」や「親を見られたくない」というのは決して「親が嫌い」と同義ではないので、その辺りをしっかり把握して親としての自信を持って対応しましょう。
「どうしても来ないで!」と子供に言われた時に、結果としていかないのはアリです。
大事なのはその理由ですね。
ただ単に、子供のわがままを通してしまい、行かないのはあまり好ましい状況ではありません。できれば、その理由を親が理解して、納得のいく理由があるのであればあえて行ってあげないという選択肢もあります。
しかし、単に自分の意見を通したいというわがままから来るものであれば、「自分の意見が通らないこともある」ということをわからせるという教育のためにあえて行くという選択肢もあります。
年頃の子というのは本当に難しいですね。
(^^;
今回は以上です。
ご参考になりましたら幸いです。
(*゚ー゚*)ノ