食パンをこんがりおいしく焼くにはやっぱりトースターですよね。
ただ、毎日使っていると中で食パンなどを焼くので、当然トースター内には焦げやパン粉が散らばってしまい、下に落ちたものが焦げて汚くなってしまいます。
毎日使うものだからこそ綺麗にしておきたいものですが、網やトレイなどが付いているので中まで手が届きませんし、焦げ付いて取れない場合も多いです。
これらの汚れはいったいどのように掃除したらよいのでしょうか。
ということで今回はトースターの掃除方法についてまとめました。
掃除の手順や注意点などを紹介していくのでチェックしていきましょう!
掃除用に用意するもの
ではトースターの掃除に必要なものをみていきましょう。
重曹
酸性の汚れや焦げ付いたチーズのカスなどをしっかり落とすには重曹はが便利です。
また、人体に害がないので赤ちゃんやペットがいる場合でも安心です。
セスキ炭酸ソーダ
セスキ炭酸ソーダは重曹よりもさらに強力なアルカリ性を持つので、重曹では落ちない焦げ付き汚れにおすすめです。
ただし、強烈なニオイがありますし、肌に付着すると皮膚の表面を溶かしてしまう性質もあるので注意が必要です。
ゴム手袋
手荒れ防止用にゴム手袋があった方が便利です。
スポンジとブラシ
スポンジとブラシは頑固な汚れを落とす際に使います。
メラミンスポンジ
メラミンスポンジは焦げを削り落としたいときに有効です。
市販のものだと「激落ちくん」などがあります。
トースターの掃除方法
トースターって奥まっているものが多いのでそのまま掃除するのは難しいですよね。
そのため、掃除する場合はまず網とトレイを取り外します。
網とトレイ
網とトレイは重曹かセスキ炭酸ソーダで浸け置きします。
大きめのタライにぬるま湯を入れて、重曹かセスキ炭酸ソーダを入れましょう。
完全に溶けたら網とトレイを入れます。
そのまま1時間程度浸けて置けば焦げ汚れが驚くほど落ちます。
重曹とセスキ炭酸ソーダのどちらを使うかに関しては、強力さならばセスキ炭酸ソーダの方が上です。
重曹で浸け置きしても全然汚れが落ちない場合がセスキ炭酸ソーダをおすすめです。
ただし、セスキ炭酸ソーダは強力過ぎて手が荒れてしまうことも多いですし、人体に害があるというデメリットがあります。
「子供がいるから刺激の強いものはちょっと・・・」
という場合は重曹の方を使うようにしましょう。
トースターの内側
トースターの内側は大きいですし、ヒーターがあるので浸け置きできません。
重曹水かセスキ炭酸ソーダをスプレー容器に入れて、焦げ付きが気になる部分に吹きかけていきましょう。
吹きかけた状態で30分待つと、どんどん汚れが浮いてくるのでブラシやスポンジでこすって落としていきましょう。
それでも汚れが落ちない場合は、メラミンスポンジを使います。
メラミンスポンジは固い樹脂でできているので頑固にこびりついた焦げなどを落とすのに有効です。
ただ、金属部分には有効ですが、傷が付きやすいガラス部分やヒーター部分には使わないようにしましょう。
掃除をする時の注意点
ヒーター部分の掃除には注意!
トースターの掃除で気を付けなければいけないのはヒーター部分の取り扱いです。
ヒーター部分というのはガラス製なので割れやすく、ゴシゴシこすってしまうとヒビが入ってしまうこともあります。
ヒーター部分を掃除したい場合はキッチンペーパーなどにセスキ炭酸ソーダを染み込ませてヒーター部分に巻き付けましょう。
そのまま1時間程度つけて置いてから、取り外し、乾いた布巾などで優しく拭います。
コンセントを濡らすのはNG!
トースターは家電なので本来はあまり濡らしてはいけません。
特にコンセント部分は水に濡らしてしまうと漏電の恐れがあるので注意が必要です。
掃除する際にどうしても水気が飛んでしまいそうな場合は、あらかじめアルミホイルなどでカバーしておきましょう。
まとめ
今回はトースターの掃除方法について紹介しました。
トースターって使う頻度が多い割にはあまり掃除する機会がないので、パン粉や焦げ跡で汚れ放題という方も多いのではないでしょうか。
「そういえば新しくしてから一度も掃除してない!」
という場合はぜひ今回の掃除方法を参考にしてみて下さい。
セスキ炭酸ソーダを使用する場合は必ずゴム手袋をはめて、マスクをし、出来れば水泳用のゴーグルなどを付けてから掃除するようにしましょう。
今回は以上です。
ご参考になりましたら幸いです。
(*゚ー゚*)ノ