パレットナイフ。
ケーキ作りには欠かせない道具ですね。
よくテレビなどでパティシエさんがパレットナイフを器用に使ってケーキに生クリームを塗っているのを見ますよね~。
簡単そうに見えますが、実際やってみると厚みが均等にならず、表面がボコボコになってしまうことも多いです。
(^^;
どうしたらプロのパティシエさんのようにキレイにクリームを塗ることができるのでしょうか。
パレットナイフの選び方などに秘密があるのでしょうか。
ということで今回は、パレットナイフの使い方や選び方、100均のパレットナイフの使い勝手などをみていきましょう。
パレットナイフとは
パレットナイフというのはヘラとナイフの両方の用途を持つ調理用のナイフのこと。
刃渡り20cmくらいの長さが平均で、先端が丸いものから、ひし形のもの、長方形のものまで形状はさまざまです。
デコレーションケーキに生クリームを塗るときによく使いますが、バゲットにバターを塗ったり、スポンジにジャムを塗るときにも使うことがあります。
パレットナイフの選び方
どうせ買うのであれば使えるパレットナイフが欲しいですよね!
パレットナイフの選び方として重要なポイントは「しなり」です。
パレットナイフの先端を指で押さえて曲げた時にキレイにしなる方が使いやすく良いパレットナイフと言われています。
よくしなるということは金属が薄く柔軟性があるということなので、購入する場合はこの「しなり」をしっかりチェックしておきましょう。
また、パレットナイフの長さも重要なポイントです。
18cm~25cmくらいの長さのものが多いのですが、ケーキの大きさによって使いやすい、使いにくいは変わってきます。
小さめのケーキであれば小さなサイズ、大きなケーキであれば大きなサイズと、使い分けるようにしましょう。
100均のは使える?
「でも、そんなに多用はしないし、どうしようかな・・・。」
と、思っていたら100均にもパレットナイフが!
これって使えるのかしらん??と、ネットでいろいろとリサーチしてみて、口コミを見るとあまり評判は良くないようです。
強度はしっかりとしているのですが、あまりしなりがないので生クリームなどは塗りにくいみたいですね~。
側面などがボコボコになってしまう可能性が高くなってしまいますね。
(^^;
ムラなくキレイにデコレーションケーキを仕上げたいという場合は100均のパレットナイフは使わない方がいいかもしれません。
逆にスポンジの内側などにバターやジャムなどを塗るだけであれば100均のパレットナイフでも十分かと思います。
代用品として使えるもの
ということで、よくしなるパレットナイフを事前に用意しておくに越したことはないのですが、
「やべ・・・用意するの忘れてた。。」
なんて、ケーキを目の前に生クリームが塗れなくて困っちゃったなんてご経験はないですか?
そんな場合には、キッチンにあるどんなものが代用品になるのでしょうか。
ここでは、いざという時にパレットナイフの代用品として使えるおすすめのものをいくつか紹介していきましょう。
包丁
刃渡りが長く、刃の薄い包丁であればパレットナイフの代用品として使えます。
軽くて薄手であればパン切り包丁などもおすすめですよ。
テーブルナイフ&ペティナイフ
テーブルナイフやペティナイフは刃が薄く華奢なものが多いので、パレットナイフの代用になるものも多いです。
しかし小さすぎると使いづらいのでそれなりに大きさがあり、且つ軽くて扱いやすいものがベターです。
ケーキサーバー
ケーキサーバーはケーキを取り分ける際の道具ですが、長三角形になっているものはペティナイフとよく形が似ています。
金属製で薄手のケーキサーバーであれば代用することも可能です。
まとめ
今回はパレットナイフの使い方や種類、代用品などについて紹介しました。
100均のパレットナイフは使えないということはありませんが、デコレーションケーキなど繊細な作業の場合には向かないかもしれませんね~。
どんなものでも構わないというのであれば1本あると便利かもしれません。
もしもペティナイフがない場合は包丁やナイフで代用してみて下さい。
最初はやりにくいかもしれませんが、練習を重ねるうちに包丁でも上手くできるようになってきますよ。
実際に長刃包丁で驚くほどキレイにクリームを塗る人もいますよ。^^
今回は以上です。
ご参考になりましたら幸いです。
(*゚ー゚*)ノ