短時間で食材が柔らかくなったり、お肉をトロットロにしてしまったり等々。
使い方によっては非常に便利なキッチンツールですよね。^^
煮物を作ったりやイモをふかし足りするときによく使うというケースが多いと思います。
しかし、実は普段、普通の鍋で料理しているものも、圧力鍋を使えば、素早く、しかもおいしくできたりします!
例えば
「お鍋でぐつぐつ。」
というのがスタンダードなカレーの作り方かと思いますが、圧力鍋を使って作ると、びっくりするほどおいしく!
せっかく圧力鍋が家にあるのであれば、これを有効利用しない手はありません。ということで今回は、圧力鍋の使い方や、おいしいカレーの作り方などについてまとめました。
それではさっそくみていきましょう。
圧力鍋を使ったカレーの作り方
それではさっそく圧力鍋を使ったカレーの作り方を紹介していきましょう。
1.
豚肉は一口大に切り、玉ねぎはクシ切りにし、ニンジン、じゃがいもは食べやすい大きさに切ります。
2.
圧力鍋に油をひいて玉ねぎ、豚肉を炒めます。
3.
ニンジンとじゃがいもを入れて全体に油が回ったら規定量の水を圧力鍋に入れてフタをセットし、おもりをします。
4.
強火にして煮ていきます。
5.
しばらくすると圧力鍋の蓋についているピンが上がり、加圧がかかり始めます。
6.
加圧されたら弱火にしましょう。加圧後は蒸気が出てくるので火傷には注意して下さいね。
7.
加圧してしばらくしたら火を止めましょう。火を止めても鍋の中には圧力がかかっているのでグツグツと煮立っています。蓋を開けないようにしましょう。
8.
ピンが下がったら減圧した目印なので蓋を開けます。だいたい10分くらいが目安です。
9.
野菜からたっぷり水が出ているので、そこにルーを混ぜてひと煮立ちさせれば出来上がりです。
水の量については、圧力鍋を使ったあと、使用した野菜から出ている水分量によって追加する水の量を調節しましょう。
調理時間について
基本的には200Lの水で10分間の加圧時間となります。
しかし少量の野菜を柔らかくするだけなら3~5分の加圧で十分ですし、その後数分蒸らせば中まで柔らかくなります。
圧力鍋はカレーを作るのにも良いですが、お米などを炊くこともできます。
ちなみに、お米などを圧力鍋で炊く場合はまた加圧時間が変わってきます。
固い玄米などは加圧時間が長く、白米は短時間になります。
圧力鍋でお米を炊く説明はこちらの動画で詳しく説明されているのでぜひ参考にしてみて下さいね。
発想次第で圧力鍋はいろいろな料理に使えます。
特に長時間煮込んだりするものは、弱火でとろとろ煮込むよりも、圧力鍋を使って短時間で調理してしまったほうが、ガス代節約になり家計にもの優しいのです。
ぜひ、いろいろな料理で圧力鍋を有効利用してくださいね。^^
圧力鍋の種類
圧力鍋とひとことで言っても、実にいろいろなメーカーから発売されています。
それぞれに特徴があるので代表的なものを見ていきましょう。
パール金属の圧力鍋
ステンレス、アルミニウム、ステンレスという焦げ付きにくい保湿性に優れた3層構造になっていてスピード調理に特化しています。
低圧と高圧の二段階に切り替えができるので、食材や調理に合わせて設定を変えることができますよ。魚など煮崩れしたくない場合には低圧に、短時間で中までしっかり火を通したい場合には高圧にするのがおすすめです。
4合炊き、5合炊き、7合炊き、8合炊きと、サイズが選べるのも嬉しいポイントですね。
ティファールの圧力鍋
ティファールの「クリプソアーチタイマー」は「弱火にする」と「火を止める」の二つのタイミングを教えてくれるタイマーが付いているので、タイミングがずれて失敗することなく美味しい料理がつくれる圧力鍋です。
アーチ形の蓋は扱いやすくオープン・ロックが簡単で、ほかの圧力鍋と違いひねったり強く押したりする必要がありません。高圧・低圧の切り替えもできるので食材に合わせて調理方法が選べます。
まとめ
今回は圧力鍋の使い方の例としておいしいカレーの作り方について紹介しました。
圧力鍋というと、
「普通の鍋をちがって使い方ややこしいんでしょ?」
とか
「なんか蒸気が出てきて危なそう・・・」
なんてイメージが強いですが、カレーも作れたりなど、使ってみると意外と簡単です♪
しかもたった10分程度で野菜もお肉もしっかり火が通りトロトロに仕上がるのだから楽チンで嬉しいですよね。
加圧している時間は見ていなくてもいいので、後片付けやサラダ作りなどに当てられます。
今回はカレーメインのご紹介でしたが、圧力鍋は実に多様な使い方が可能です。
ぜひ、ご自宅に眠っている圧力鍋をフル活用して、時短、省エネ、よりおいしいご飯作りマスターを目指していきましょう。(笑)
今回は以上です。
ご参考になりましたら幸いです。
(*゚ー゚*)ノ