湯煎鍋。
圧力鍋や片手鍋に比べたらあまり有名ではないですよね。
でもあったらあったで便利という声も聞きます。
いったいどのように使う鍋なのでしょうか。
本当に便利なのであればちょっと欲しいですが、どんな鍋なのか。
大きさや重さも気になるところ。
あまりに大きいと収納にも困りますし、
いったいどんなものがあるのでしょうか。
どのくらいのサイズまであるのでしょうか。
ということで今回は湯煎鍋についてまとめました。業務用や家庭用などいろいろなサイズの湯煎鍋をチェックしてみましょう。
湯煎について
湯煎というとよく、チョコレートなどを溶かす場合に使ったりしますよね。ところでこの「湯煎」ってどういう状態を指すのでしょうか。
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湯煎というのは、温めたいものをボウルや袋に入れた状態で熱湯に入れたり、火にかけたりして間接的に温めることをいいます。間接的に、という部分にポイントがあり、直接火にかけないので焦げたりする心配がありません。
直接火にかけているかどうかはあまり関係ないようで、コンロで熱している鍋にレトルトカレーを入れて温める場合も湯煎といいますし、ボウルに熱湯を入れ、その上にチョコレートの入った小さいボウルを入れて温める場合も湯煎といいます。
チョコレートやバターなど焦げやすいものを液状になるまで温めたい場合などによく使う調理方法です。
湯選鍋について
そして、湯煎鍋というのは名前の通り湯煎ができる鍋のこと。どういうことかというと内鍋と外鍋が付いていて、外鍋にお湯を入れて内鍋で具材などを温めることができる鍋のことを言います。
片手鍋のような形になっていて直接火にかけられるものから、巨大な両手鍋型になっていて大量のスープなどを入れて置けるものまでいろいろなサイズがあります。
使い方
湯煎鍋というのはスープやポタージュ、シチュー、カレー、みそ汁などを味をそこなわず保温するためのもの。汁物を放っておくと当然冷めてしまいますよね。しかし直火にかけると焦げてしまったり水分が飛んで煮詰まってしまい味が濃くなってしまったりします。
しかし、湯煎鍋であれば直接温めるのは外鍋なので焦げ付いたりする心配はありません。適温でおいしく保温することができます。電気タイプのものや、ガスコンロで使えるものもあります。
主にラーメン屋さんのスープやお店の出汁の保存に使われているので大きなものが多く、小さなサイズでも容量は6~7Lと多めで、大きなサイズだと26~30Lくらいの容量があります。
家庭用のものってあるの?
「湯煎鍋ってネットで調べてみると10Lとか20Lとか大きなものしかないんだけど小さいのってないの?」
とか
「値段が2~3万くらいするのが多いんだけどもっと安いヤツないの?」
とちょっと疑問に思う部分もありますよね。
確かに20Lも入る大きな湯煎鍋が家にあっても収納など困っちゃいますよね~。
実は湯煎鍋には家庭用のものもあり、小ぶりなものであれば2,000~3,000円で手に入ります。
形状も様々で、二重底になっている鍋タイプや、スープジャーのような形の電気で使えるもの、片手鍋タイプもあるので、自分の料理スタイルやキッチンに合ったものを選ぶとよいですね。
これって必要?
スープやカレーなどを温かいまま保温できるというのは確かに便利ですよね。
温める手間が省けますし、「もう少しおかわりしたいな」というときにすぐにお椀によそうことができます。
しかし保温だけが目的であれば卓上ウォーマーや保温ジャーなども売っていますし、絶対に湯煎鍋でなければいけないということはないようにと思います。
ただ、家族がたくさんいて家庭用の保温ジャーでは足りない場合などは大型の湯煎鍋は便利ですよね。食べ盛りの男の子がたくさんいるような家庭にはあると便利ですね。
まとめ
今回は今回は湯煎鍋について紹介しました。
あまり家に持っている方はいないかもしれませんが、飲食店で働いている方は見たことがあるのではないでしょうか。大きいものだと背の高さがゆうに30cmを超えるので普通の収納スペースだと少し邪魔に感じるかもしれません。
しかし家庭用の小さいサイズも販売されているので、「しょっちゅう料理を温めなおしている」なんて場合は小さめサイズで一つもっておくのも便利かもしれませんね。
今回は以上です。ご参考になりましたら幸いです。
(*゚ー゚*)ノ