文房具

色鉛筆の24色と36色の違い!おすすめはどっち?それぞれの色名もチェック!

最近では「大人の色鉛筆塗り絵」などの本が出るくらい
色鉛筆がちょっとしたブームになっています。

本屋さんで見かけた!という人も多いのではないでしょうか?

子供だけでなく大人も楽しむことができるので、
老若男女を惹き付けているといっても過言ではありませんね!

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もちろん子供が使うお絵かきツールとしても優秀なので、
小学校入学前に揃えるべき学習セットにも含まれています。

しかし、色鉛筆というのは商品やメーカーによって色数が異なります。

「子供用に色鉛筆を揃えるよう言われたけど何色くらいが適切なの?」

「これからイラストを始めるんだけど、最初は何色くらいのセットを買えばいい?」

そんなふうに頭を悩ませる人も多いです。

色鉛筆のセット商品はそれこそ星の数ほどあるので、
100色セットや500色セットなどプロ仕様の商品もあります。

ですが、有名メーカーのトンボ鉛筆三菱鉛筆などの色鉛筆セットは
24色セット36色セット
が多く作られています。

ではこの24色セットと36色セットはどう違うのでしょうか。

増える色の種類も気になりますが、
持ち運ぶことを考えるとケースの大きさも重要ですよね~。

ということで今回は、
色鉛筆の24色と36色の違いについてまとめました。

それぞれの色名もチェックしていきましょう!

色鉛筆の24色と36色の違い

色鉛筆の有名メーカーといったら
やっぱりトンボ鉛筆と三菱鉛筆ですよね!

どちらも24色セットと36色セットがあるので
それぞれのセットに含まれている色の違いについて調べていきましょう。

トンボ鉛筆

トンボ鉛筆のロングセラー商品「COLOR PENCILS」
24色セットと36色セットを調べてみたところ以下のような違いがありました。

24色セットに含まれている色

黄色 黄緑 水色
桃色
橙色 薄橙 茶色
山吹色 黄土色 深緑
群青色 すみれ色 赤紫 朱色
こげ色 ねずみ色 銀色 金色

36色セットに含まれている色

36色セットの場合は24色セットに含まれる色に、
以下の12色が足されています。

レモン色 ときわ色 松葉色 なんど色
青緑 薄青 藍色 薄紫
藤色 紅色 薄紅色 赤茶色

24色セットはイラストでよく使うメジャーな色が多く、
36色になるとあまり聞かないようなマイナーな名前の色も増えます。

三菱鉛筆

三菱鉛筆の人気シリーズ「ユニシリーズ」にも24色セットと36色セットがあります。
どういった違いがあるのでしょうか。

24色セットに含まれている色

しろ きいろ やまぶきいろ だいだいいろ
きみどり みどり ふかみどり みずいろ
ぐんじょういろ あおむらさき むらさき ももいろ
べにいろ あか しゅいろ うすだいだい
はいみどり おうどいろ あかちゃいろ こげちゃいろ
ちゃいろ ねずみいろ くろ あお

36色セットに含まれている色

36色は24色セットの色に、
以下の12色が足されています。

あいいろ たまごいろ レモンいろ つちいろ
くちばいろ エメラルドいろ せいじいろ うすむらさき
こいあかむらさき うすべにいろ はいいろ べにかばいろ

三菱鉛筆の36色セットも24色セットに比べて、
耳馴染みのない「くちばいろ」「せいじいろ」などが含まれています。

ちなみに学習用色鉛筆として日本工業規格(JIS)に定められている色は48色です。

小学校で推奨されている学習用の色鉛筆は、
この48色の中から選ばれています。

トンボ鉛筆も三菱鉛筆もJISの規定の色で構成されているので、

「子供の学習用の色鉛筆が欲しい!」

というお母さんにはおすすめですよ♪

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しかし、他社の色鉛筆セットは規定に入っていない
「ローズピンク」「アクアマリン」などが含まれていることも多いので、
購入の際は色数だけでなく、ちゃんと色味をチェックしておきたいですね!

価格はどのくらい違うの?

24色色鉛筆と36色色鉛筆では当然36色の方が高価です。
しかし、どのくらい価格の差があるのものなのでしょうか。

トンボ鉛筆の場合

  • 24色セット1,600円
  • 36色セット2,400円
  • トンボ鉛筆の場合は800円の差があります。
    倍とまではいきませんが、学生にとっては大きな差ですね。

    三菱鉛筆の場合

  • 24色セット1600円
  • 36色セット4800円
  • 三菱鉛筆の24色セットははトンボ鉛筆同様1600円ですが、
    36色セットは高価なシリーズになるので4800円と価格が跳ね上がります。

    「じゃあ24色の方が断然お得なんだね!」

    と、思いがちですが、

    24色セットを買って結局満足できずバラで買うことを考えたら、
    初めから36色を買った方が結果的にはリーズナブルです。

    おすすめはどっち?

    さて、24色と36色の色味の違いは分かりましたが、
    結局買うのであればどちらがいいのでしょうか。

    もちろん単純に色味のバリエーションは36色の方が豊富です

    「とにかくたくさんの色が使いたいの!」

    という人であれば36色の方が向いているでしょう。

    しかし、大体どのメーカーであっても色鉛筆24色セットには
    基本的に必要となる色はほとんど揃っています。

    そのため、子供の学習用であれば24色でも十分だといえます。

    そして忘れてはいけないのがケースの大きさと重さです!

    トンボ鉛筆だと24色セットは20cm程度の幅ですが、
    36色セットになると30cm幅になるので、当然持ち歩きにくくなります。

    当然重量も増えますし、教科書など持ち物が多い学生は、
    大きなケースをカバンに入れるのも一苦労です。

    そのため、

    「色は多ければ多いほど良いじゃん!」というのは大きな落とし穴!

    きちんとデメリットも考慮して24色と36色を選んでくださいね。

    ただ、本格的に色鉛筆で絵画を始めたいという人は、
    36色セットを買う方がメリットが大きいです。

    色味が多いということは陰による細かい濃淡なども表現できますし、
    グラデーションもキレイに描写することができます。

    特に、水に溶かすウォーターカラー色鉛筆などは、
    色と色を組み合わせることもできるので、
    単純に12色増えるだけでなく無数の組み合わせを表現することができます。

    「どっちにもメリットがあるなら、結局どっちを選べば良いのよ~!」

    と混乱してしまいそうですね・・・。

    24色と36色で迷っている人へのアドバイスとしては、

    「どちらが良いか?」

    ではなく

    「どんな絵を描きたいのか?」

    「誰が使うのか」

    を基準にして考えるのがポイントです。

    使う人のことや自分の希望をよく考えれば、
    おのずと使う人に適した色鉛筆セットが見つかりますよ。

    まとめ

    今回は色鉛筆の24色と36色の違いについて紹介しました。

    色鉛筆36色セットのグラデーションは
    見ているだけで美しくてテンションが上がっちゃいますよね!

    でも、全部の色を使いこなすのは大変です・・・。

    始めは24色を買って、上達してから36色を揃えるというのも手でしょう。

    初心者であれば24色セットでも十分楽しむことができますよ♪

    色鉛筆の24色と36色の違いについては以上です。
    ご参考になりましたら幸いです。
    (*゚ー゚*)ノ