最近では中に仕切りの付いたフライパンが結構売っていますよね。
特に若い女性向けのおしゃれ雑貨ショップなどでよく見かけます。仕切りごとに食材を変えて、一気にいろいろな料理が作れるのなら便利そうですよね。
しかし、実際のところ使い勝手ってどうなのでしょうか。仕切りが付いていると炒めるときに上手くいかなかったりするものなのでしょうか。
玉子焼きなど上手に作れるのかなど気になるところです。
ということで今回は、仕切り付きのフライパンの種類や使い勝手などをまとめてみました。購入を迷っている方はぜひチェックしてみて下さい。
仕切り付きのフライパンについて
仕切り付きのフライパンを調べてみると通販サイトのベルメゾンネットやニトリなどで扱っているようです。形状は普通のフライパンのように円形をしていて、中が縦三つに分かれていたり、四角形をしていて、真ん中でセパレートされていたりと商品によって様々です。
別々のものを炒めることができるように単純に仕切りが付いてるものもあれば、手前で炒め物をして、奥で目玉焼きやホットケーキが作れるように丸いプレートが付いているものもあります。
「時短」と書いている商品もあるので、忙しいときに同時に別々の料理が作れるというのがメリットのようですね。
時間がないときにたくさんの料理を作らなければいけないときや、子供のお弁当などで一気に数種類のおかずを作りたいときなどに便利なのかもしれません。
さらにいろいろ調べてみた
では実際に仕切り付きのフライパンを使っている方の評価や口コミを調べていきましょう。使い勝手や肝心の料理の出来などはどうなのでしょうか。
良い意見
「一気に2種類作れるところが良いですね。形を崩したくない料理を作る場合に便利です。重いのが少し気になります」
悪い意見
「違う料理が同時に作れるということで時間短縮になるかも、と購入したのですが、仕切りが邪魔で混ぜにくいですし、仕切りのせいでフライ返しやヘラなどがほとんど使えません
「仕切りが浅いので違う味付けの料理を作っていても結局混ざってしまいますし、お皿に出す際に結局ごちゃごちゃになってしまって意味がありません」
「一見便利な調理器具なのですが、仕切り部分凸凹があるせいで熱伝導が不均衡になってしまうらしく焼きムラができやすいです。特に卵料理は上手くいきません」
「丸いフライパンの両端でおかずを炒めることができて、真ん中は玉子焼きを作る用の仕切りフライパンを購入しました。しかし、玉子焼きを作る際はどうしてもフライパンを斜めにしたり傾けて巻いたりするので、結局横のおかずと混ざってしまいます」
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良い意見よりも悪い意見が多いようですね。。
仕切り付きフライパンで別々の料理を作って綺麗に仕上げるには、それぞれの焼き具合や火の通りなどのタイミングなどを考慮する必要があるようです。
上手く仕上げるにはかなり何度も練習する必要がありますね。
また仕切りが障害物になってしまうのでフライ返しやヘラが必要になる料理には向かないようです。
そして仕切りを飛び越えてソースや味付けが混ざってしまう危険もあるようですね。
良い意見もあるので全く使えないわけではありませんが、上手く使いこなすには高いテクニックと経験が必要そうです。
卵焼きをおいしく作るなら卵焼き用フライパンが便利!
仕切り付きのフライパンのだと熱伝導率が悪く、火加減が難しいので卵料理などは向かないようですね。
ではおいしい玉子焼きを作るのであればどんな調理器具良いのでしょうか。
一番おすすめなのは「玉子焼き用フライパン」です。
玉子焼き用フライパンというのは四角形をしていて、玉子焼きを巻くのに便利な形になっています。普通の丸いフライパンだとどうしても端が上手く巻けませんが、玉子焼き用フライパンは長方形に卵が焼けるのでクルクルと簡単に巻けます。
料亭やお寿司屋さんなどでもお馴染みで昔から使われていますが、最近では自宅用のテフロン加工されているものや、小さな玉子焼きが作れる小ぶりのサイズのものも売られています。
まとめ
今回は仕切り付きのフライパンの形状や使い勝手について紹介しました。一度にいろいろな料理が作れるので一見便利なようですが、作りにくい、扱いづらいという意見が多いようですね。
見た目はカフェプレートみたいで可愛いのですが、あまり使い勝手が良くないのであれば残念ですね~。玉子焼きを上手く作りたいのであれば仕切り付きのフライパンではなく玉子焼き用フライパンを買った方がいいようです。
最近ではスーパーの調理器具コーナーや100均にも売っていますが、長く使いたいのであれば材質やコーティングなどにもこだわって選びたいものですね。
今回は以上です。
ご参考になりましたら幸いです。
(*゚ー゚*)ノ