鍋といえばコンロにかける鍋がポピュラーです。
しかし、最近では電気で動く電気鍋が増えてきています。
電気鍋だとテーブルでそのまま調理ができますし、中には炊飯機能が付いている電気鍋も出てきています。
鍋といったら、やはり火を使って「ぐつぐつ」というイメージですが、実際のところ、電気鍋ってどうなのでしょうか。
どんな料理を作るときに便利なのでしょうか。
また、電気鍋にかかる電気代などのコストパフォーマンスは良いのでしょうか。悪いのでしょうか。
ということで今回は電気鍋についてまとめてみました。
電気鍋と普通の鍋のガス代との比較や、炊飯機能についてもチェックしいきましょう。
電気鍋について
通常、コンロでなくテーブルで鍋やしゃぶしゃぶを作る際には鍋とカセットコンロを用意しますよね。
ですが電気鍋の場合は鍋にコードが付いていてコンセントに繋げられる形なのでカセットコンロを用意する必要がありません。
さらに温度調節もできますし、商品によっては遠赤外線調理ができたり、圧力鍋のような調理ができるものもあります。
人気の高い電気鍋は機能性の高いものが多いので、カセットコンロと比べれば料理のバリエーションが大幅に広がりますね~。
鍋部分を取り外せる商品もあるので、丸洗いができて後片付けが楽というメリットもあります。
電気代を比較
電気鍋の電気代を考えた場合、消費電力がどのくらいかかるかという部分がポイントになってきます。
商品によって消費電力は変わりますが、いろいろな電気鍋の消費電力を調べてみたところ大体900W~1300Wでした。
平均だと1100Wくらいでしょうか。1100Wと考えた場合強火で1時間調理すると20円~30円くらいの電気代がかかります。
しかし1時間ずっと強火で加熱し続けるってなかなかないですよね。
強火で加熱したとしてもせいぜい10分~15分で、あとは保温したり中火や弱火が多いですよね。
そう考えると電気代はもっと安くなります。
一方、ガス代ですが、一般的に都市ガスの場合は、「基本料金+ガス単位料金×ガス使用量」の計算に基づいてガス料金が決まってきます。
ガス台は10分間の加熱で大体2円~3円のガス代がかかるので、1時間加熱すると20円~30円かかる計算になりますね。
1時間計算で比較すると電気代もガス代もあまり変わらないように思えます。
しかし、ガスの場合都市ガスよりもプロパンガスの方が料金が高いという落とし穴があります。
プロパンガスで長時間調理することを考えると電気鍋の方が料金が安くなる場合も多いでしょう。
電気鍋は電気代が高い!
というイメージが強いようですが、比較してみるとそんなことはないようですね。
むしろガス調理よりも安くなることもあるかもしれません。
もしも電気代が気になるようであれば一人暮らしようの小さめの電気鍋を使えば消費電力も少なくて済みます。
炊飯について
電気鍋というのは鍋やしゃぶしゃぶにも使えますが、ご飯を炊くこともできます。炊飯方法について紹介していきましょう。
まずお米を洗います。無洗米の場合は洗わなくても大丈夫です。
2.
電気鍋の中にお米を入れて、お米と同じ量の水を入れます。
3.
フタをしめて火力を最大まで上げ沸騰させます。
4.
沸騰したら弱火にしてそのまま15分~20分加熱します。
5.
保温状態にして10分間蒸せばできあがりです。
最近では元々炊飯機能が付いている電気鍋もあり「白米」や「玄米」「おかゆ」などのボタンがあるものも多いので、その場合は指示通りに炊飯するようにしましょう。
まとめ
今回は電気鍋について紹介しました。
電気調理器具は電気代が高いのでもったいないと思われがちですが、比べてみると意外とガス代よりも安かったりします。
最近ではオール家電の方がエコだという考えも多いので電気鍋調理は流行っています。
普通の火力調節だけができる電気鍋の場合は自分で調節する必要がありますが、最近の電気鍋は「煮る」「蒸す」「揚げる」などのボタンが付いているものも多いので、いろいろな料理を試してみるのも面白いですね。
今回は以上です。
ご参考になりましたら幸いです。
(*゚ー゚*)ノ