料理本やインターネットのレシピ集を見ていると、
「大さじ何杯」とか
「何グラム」とか
「何cc」とか
書いてありますよね。
でも書き方が統一していなかったりするといと
「大さじ1って何グラムのこと?」
など、混乱してしまうことってありませんか?
しかもこの、大さじ1の量で測ると、
など調味料によってはグラムが変わることもあるようです。
いったい、どのくらい変わるのでしょうか。
では調味料それぞれでどれくらいのグラム数なのでしょうか。
ということで今回は、いろいろな調味料の大さじ1のグラム数についてまとめました。
これさえマスターすればレシピの分量は完璧です♪
大さじ1のグラム数と容量について
「大さじ1って何グラムなのかな?」
と疑問に思ったことのある人は多いでしょう。
しかし、大さじ1の分量というのは調味料の種類によって変わってきます。
水やお酒などの場合は変化がないので大さじ1で15グラム、15ccとなります。
小さじだと5グラム、5ccとなるので、大さじ1は小さじ1の3倍ということが分かりますね。
そのため、もしも大さじが無いときでも、実は小さじがあれば大さじ1を計ることができるのです。
(^-^)h
ちなみにお米や牛乳を計るときによく使う1カップは200グラム、200ccになります。
当然固体の調味料だとグラム数は変わってきますが、
などであれば200グラムで大丈夫です。
換算表
ではいろいろな調味料の大さじ1の分量は何グラムになるのか換算表にして見ていきましょう。
小さじ1(グラム) | 大さじ1(グラム) | 1カップ(グラム) | |
水 | 5 | 15 | 200 |
醤油 | 6 | 18 | 230 |
砂糖 | 3 | 9 | 130 |
バター | 4 | 12 | 180 |
はちみつ | 7 | 21 | 280 |
マヨネーズ | 4 | 12 | 190 |
ケチャップ | 5 | 15 | 230 |
このように、調味料によって、同じ大さじ1杯でも、ずいぶん分量が違ってくることがわかりますね。
実は醤油の場合などは水よりも重いですし、砂糖の場合は水よりも軽かったりします。
大さじ、小さじを使わずにグラム数で計るような時は気を付けたいところですね!
離乳食の10倍粥の大さじ1/2の分量は?
さて、そんな大さじと小さじの分量ですが、ちょっと気になるのが生後間もない赤ちゃんですよね。
体が小さいので、ちょっとした分量の違いでもずいぶん味付けが濃すぎてしまったり、薄すぎてしまったりする可能性があります。
例えば、生後5ヶ月~6ヶ月の最初に離乳食は10倍粥から始める場合が多いです。
離乳食の本にはお粥の分量がグラム数で表記されているものもあるので、
「どうやって計ったらいいの?」
と困ってしまった方も多いのではないでしょうか。
大切な赤ちゃんの離乳食ですからどうしてもグラム数にはちょっと敏感になってしまいますよね。。(^^;
水は大さじ1で15グラムなのですが、濃度の高いものだとグラム数は上がります。
上の表でも分かるように、たとえばはちみつなどのどろっとしたものだと15グラムではなく21グラムになります。
逆に粉類や固体だとグラム数は少なくなる傾向にあります。
「じゃあお粥はどろっとしているからグラム数は高いの?」
と思うかもしれませんが、10倍粥の場合はほぼ水なのでさらっとしていてあまり濃度は高くありません。
そのため、グラム数は水より少し上の16グラム~17グラム程度とみて良いでしょう。
もちろん5倍粥などは水の割合が少なくなるのでグラム数はズレてきます。
大さじ3分の2だと何グラム?
さて、ここで質問です。
大さじ1が15グラムなので3等分すると5グラムになります。
そして5×2は10なので大さじ1の3分の2は10グラムになります。
ただ、大さじ1から3分の2だけ取り出すというのは難しいので、小さじ1を2回計った方が正確といえます。
まとめ
今回はいろいろな調味料の大さじ1のグラム数についてまとめました。
大さじ1イコール15グラムというのは知っている方も多いと思いますが、調味料の種類によってグラム数が変化するというのは知らなかったという人も多いのではないでしょうか。
水あめ、ジャム、ウスターソースなども濃度が高いのでグラム数は高くなります。
料理をする上で頭に入れておきたい豆知識ですね♪
今回は以上です。
ご参考になりましたら幸いです。
(*゚ー゚*)ノ